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本作は2021年7月期にTBS「日曜劇場」枠で放送されたドラマの劇場版。医療チーム・TOKYO MERが、爆発事故の発生現場で地上70階に取り残された193名を救うミッションに挑む。4月28日の封切りから5月6日までの9日間で動員165万人、興行収入21.7億円を突破した。
舞台挨拶では2人への質問を受け付け、鈴木自ら映画館の中を駆け回り、観客のもとにマイクを届ける場面も。「気に入っているセリフはなんですか?」と聞かれた鈴木は「『俺は千晶の夫だ』というセリフを見て、すごいセリフを書かれるなと思いました。究極の選択で悩む喜多見の姿が描かれる本作。この映画は、このセリフをどう言うかにかかってるなと思い、気を付けていたセリフです」と回答する。舞台挨拶の最後には「横浜のど真ん中で撮らせていただいたこの映画が、全国のたくさんの方に愛されていて、こんなに幸せなことはありません。こうやって皆さんの顔を見て挨拶した、この光景を僕の中に焼き付けて、今後も大事にしていきたいと思います」と呼びかけた。
すべての舞台挨拶を終えて、鈴木は「『待っていては、聞いてくれない質問がある』ということで、自分でも質問をもらいに行かせていただきました(笑)。実際に皆さんの顔を見て、本当に満足した表情をされていたのが本当にうれしかったですね。MERにとっては特別な場所なので、つながりを感じられてうれしかったです」と吐露。松木は「老若男女、たくさんの方が来てくれていると聞いて、とてもうれしいです。観客動員や興行収入を聞いても、数字が大きすぎて実感が湧かないですが、自分で劇場に映画を観に行ったとき、みんなの声やリアクションが聞こえると『やってきてよかったな』という気持ちになり、得難い経験でした。思わず声が漏れたりする……映画館で観るっていいなあと改めて思いました」と話した。
鈴木はドラマの頃から子供たちにも観てもらいたいという思いが強かったそうで「『喜多見チーフ』と呼んでもらえると子供たちにも届いてるんだなという、ホッとしたうれしい気持ちになります。そして、お手紙をいただいたんですよ。『私も喜多見チーフみたいなお医者さんになりたい』と書かれていました。TOKYO MERの『誰かのためにがんばっている人がHERO』というメッセージが子供たちにも伝わっているのがうれしかったですね」と明かし、「今回『待っているだけじゃ伝えられない感謝がある』という気持ちで舞台挨拶に臨みましたが、感謝を伝えられたんじゃないかなと思います」と語った。
この日は野外シアターイベント「SEASIDE CINEMA 2023」とコラボし、一夜限りの屋外上映を予定していたが、荒天のためやむなく中止に。その会場を使用し、横浜赤レンガ倉庫や横浜ランドマークタワーというみなとみらいの街並み、そして2台のERカーを背景に記念写真が撮影された。
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大瀧智貴 𝕏 Tomotaka Ootaki @rtprogress
特撮ヒーロー物の要素もあった事が、結果キッズ達にも伝わった気がしてならない。
@ryoheiheisuzuki
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喜多見チーフみたいなお医者さんになりたい、鈴木亮平が横浜で子供からの手紙明かす https://t.co/0dBJDeWMXK