ケイト・ブランシェット演じる指揮者の日々を映し出す、「TAR」シーン写真9点

ケイト・ブランシェットが主演を務めた「TAR/ター」の場面写真が到着した。

本作は、ドイツの有名オーケストラで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ターの物語。重圧、過剰な自尊心、そして仕掛けられた陰謀により、彼女の心に闇が広がっていくさまが映し出される。

場面写真は9点。ブランシェット扮するターがタクトを振るう姿や、指揮の構成を考える様子、心の支えでもあるヴァイオリン奏者と過ごす日々などが捉えられた。

監督のトッド・フィールドは「子供の頃に何がなんでも自分の夢を叶えると誓うが、夢が叶った途端、悪夢に転じるというキャラクターについてずっと考えていた」と本作の発想について語った。

「TAR/ター」は、5月12日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、ジュリアン・グローヴァー、マーク・ストロングらも出演した。