本作は「ルパンの娘」シリーズなどで知られる横関大の同名小説を原作とする忍者ラブコメディ。普段は薬剤師として働いているが、実は甲賀忍者の末裔である草刈蛍を菜々緒が演じる。蛍の夫で、普段は郵便局の配達員として勤務しているがその正体は伊賀忍者の末裔である草刈悟郎役で
菜々緒は「もしかしたら、自分自身が昔やっていたかもしれないという感覚もあり、忍者を演じるというよりは、今まで通りやるだけという感じでドラマに望みたいと思っています」とコメント。鈴木は「忍者の役というのはあまり聞き馴染みがないので、どう表現していけるのか。いまから自分自身に対しドキドキしております」と述べている。
「忍者に結婚は難しい」は毎週木曜の22時より放送。
木曜劇場「忍者に結婚は難しい」
フジテレビ系 2023年1月スタート 毎週木曜 22:00~22:54
菜々緒 コメント
本作のオファーを受けたときの感想
わたしは占いによく行くのですが、前世を占ってもらうと必ず“魔女”か“忍者”と言われているので、いずれ忍者の役をいただけるのかなと思ってました。オファーをいただき純粋にすごくうれしかったです。もしかしたら、自分自身が昔やっていたかもしれないという感覚もあり、忍者を演じるというよりは、今まで通りやるだけという感じでドラマに望みたいと思っています。
本作の“役柄”(夫婦・忍者)を演じるにあたって
頭脳や体力などすべてに優れている甲賀というしきたりある流派の中で活躍する女忍者として、妻として、その表情や所作など細かい部分を意識しながら演技をしていきたいと思います。
作品のみどころ
恋愛感や結婚あるある要素だけでなく、互いに正体を知らないまま結婚した伊賀と甲賀の忍者夫婦の行く末に是非注目いただきたいです。日本国内だけでなく海外の方々にも楽しんで見て頂ける作品になるよう一生懸命取り組んで参ります。
鈴木伸之 コメント
初の“忍者役”について
忍者と聞くと手裏剣や忍び足など、子供の頃になりきったり、思い描いたりしたイメージを持っていました。忍者の役というのはあまり聞き馴染みがないので、どう表現していけるのか。いまから自分自身に対しドキドキしております。
脚本の印象
お互いが反対を向いているようで実は向き合ってるような、そんな表裏一体、ハラハラできる作品なのかと感じています。松田さんの脚本から出る個性を大切にしながら、“悟郎”(夫役)としてしっかりと作品に取り組まなければと感じています。
菜々緒との「夫婦共演」について
菜々緒さんとご一緒させていただけてうれしいです。どんな対照的な夫婦になっていけるのか。
ここから約3カ月、苦楽を共にして最後には笑い合えるようなそんな日々にできたらと思っています。
皆様、よろしくお願いします。
横関大 コメント
映像化されたら面白そうだな、と執筆中から漠然と考えていたのですが、まさかこんなに早く実現するとは思ってもいませんでした。常に忍ぶのが忍者という存在です。ただし、このドラマに関しては大いに目立ち、世の中を沸かせてほしいものです。
高木由佳(編成企画)コメント
映画「Mr.&Mrs.スミス」が好きでいつかこんな作品を作りたいと思っておりましたが、舞台が日本であることとスパイという設定が難しく実現出来ずにいました。そんな時に横関先生の作品に出会い、これこそ私が描きたい作品だと感銘を受けました。伊賀忍者と甲賀忍者は敵対する組織です。結婚して3年目を迎える夫婦は、お互い忍者という秘密を持っているが故に理解しあえずすれ違い、冷めきった状態ですが、ある事件をきっかけに互いを見つめ直していくことに。二人ははたして最強の忍者夫婦になれるのか?! その瞬間をワクワクしながら楽しんでいただきたいです。
甲賀忍者の妻役・菜々緒さんは凛としていて、女性らしさの中に芯の強さを感じる蛍そのものです。抜群のスタイルから繰り出されるアクションは見どころとなるでしょう。伊賀忍者の夫・悟郎は、ドジで頼りないけど憎めない男。屈強な肉体を持ちながらもベビーフェイスという最強のギャップを持つ鈴木伸之さんに演じていただくことで、魅力満載のキャラクターになります。夫婦ケンカの話だったのに実は日本を守っているという、一見結びつかないことが密接に繋がっているおもしろさを楽しんでいただきたいと思います。毎回、スペシャルなゲストも出演する予定ですので、そちらも注目してください。
貸川聡子(プロデューサー)コメント
忍者ラブコメディーと聞くと、“???”となる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは夫婦の、そして関係性の物語です。昨年、「知ってるワイフ」という作品でも向き合ったテーマにまた違った形で取り組みたいと思っていたタイミングで、横関先生の原作と出会いました。圧倒的にキャッチーなエンタメ感の中に“今”の夫婦の姿が描かれていると感じ、高木さんとともに即、映像化の手をあげさせていただきました。脚本家の松田裕子さんの筆もノリに乗り、共感とワクワクが同居した最高の脚本が出来上がっています。菜々緒さんと鈴木伸之さんという、これ以上ないハマリ役のお二人を迎え、新年のスタートにふさわしいエンターテイメントをお届けします!
※高木由佳の高は、はしごだかが正式表記
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“脚本を「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の松田裕子が手がけ、演出を「知ってるワイフ」の土方政人が担当”/菜々緒がドラマ「忍者に結婚は難しい」で主演、夫役は鈴木伸之 - 映画ナタリー https://t.co/FKC7rqPlyP