イザベル・タウンゼンドが亡き父の素顔に触れ涙「長崎の郵便配達」本編映像

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長崎の郵便配達」の本編の一部がYouTubeで公開された。

タウンゼンド家の家族写真。一番左がイザベル、右から2番目がピーター。イザベルは木に登ったりカメの世話をしたり、幸せな子供時代を過ごした。

タウンゼンド家の家族写真。一番左がイザベル、右から2番目がピーター。イザベルは木に登ったりカメの世話をしたり、幸せな子供時代を過ごした。

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「長崎の郵便配達」ポスタービジュアル

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本作は、元英国空軍大佐で作家のピーター・タウンゼンドが1984年に発表したノンフィクション「ナガサキの郵便配達」にまつわるドキュメンタリー。のちにジャーナリストとなったピーターが、日本の長崎で谷口稜曄(スミテル)に取材したのが「ナガサキの郵便配達」だ。谷口は16歳で郵便配達中に被爆し、生涯を通して核廃絶を訴え続けた人物。映画ではピーターの娘であり女優のイザベル・タウンゼンドが、長崎で父親の足跡をたどりながら、父と谷口の思いを紐解いていく。

遺跡の前に立つピーター・タウンゼンド。

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ピーター・タウンゼンド

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公開された映像には、映画「ローマの休日」のモチーフになったと言われる父を持つ娘イザベルが、亡き父の素顔に触れ、こらえきれず涙する姿が収められている。

また家族写真や晩年の姿を捉えた写真も到着した。ピーターが遺跡の前で立っている写真について、イザベルは「これは世界旅行中、フォロ・ロマーノで母が撮ったものです。母は、様々な場所で父の旅行に合流していて、ローマはふたりのお気に入りの場所でした」とコメントしている。

ピーター・タウンゼンド

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イザベルは、世間から「空の英雄だ」と言われることに対して、「私1人が英雄ではない」と戦争で亡くなった同僚たちのことを思う父の姿が印象に残っていると話す。続けてイザベルは「すごくユーモアのある人で、歴史的な教養もありました。父の性格を表すとしたら、とても“謙虚”だった」と語っており、自然や植物、特にガーデニングが好きで「神様と通じるのは教会に行くことではなく、自然と勤しんでいるときだと思っていたようです。そういうスピリチュアルなところもありました」と明かした。

川瀬美香が監督を務めた「長崎の郵便配達」は、8月5日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。

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(c)The Postman from Nagasaki Film Partners

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