聖歌を歌うペルー山岳地帯の村人捉えた「マタインディオス、聖なる村」予告

ペルー映画「マタインディオス、聖なる村」の予告編がYouTubeで公開された。

アンデス山脈の先住民の慣習とカトリック信仰が入り混じった価値観を持った、山岳地帯の民衆を描く本作。守護聖人をたたえる祭礼を計画した村人たちが、ある出来事によって、信仰と聖人による庇護の力に疑問を抱くようになるさまが切り取られる。監督と脚本は、本作が初長編作品となるオスカル・サンチェス・サルダニャとロベルト・フルカ・モッタが担当。予告には村人が聖歌を歌う様子や、司祭が説教をするシーンが収められた。

「マタインディオス、聖なる村」は、6月18日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。キャストにはカルロス・ソラノ、ナタリー・アウレス、グリセリオ・レイノソ、ホセ・ビバス、ファウスティナ・サンチェスらが名を連ねた。なお司祭役以外は、ワンガスカルで暮らす村人たちが演じている。