ロバート・ダウニーが黒人社長の奇抜な広告会社描く「パトニー・スウォープ」初公開

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ロバート・ダウニー・Jr.の父親で映画監督・俳優として活躍し、2021年に85歳でこの世を去ったロバート・ダウニー。このたび1969年に発表した「パトニー・スウォープ」が、2022年夏に東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)で日本初公開される。

「パトニー・スウォープ」

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「パトニー・スウォープ」

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1960年代の米ニューヨークを舞台に、創業者が突然亡くなった名門広告会社で働く黒人男性パトニー・スウォープの姿を描いた本作。会社唯一の黒人役員であったスウォープは予想外にも新社長に選出される。社名を「Truth & Soul」に変更し、ほぼすべての白人役員を解雇するスウォープだが、彼が主導する悪趣味で奇抜なキャンペーンは次々とヒット商品を生み出していく。しかし会社が新たな成功へと飛躍する中、スウォープは国家安全保障への脅威であるとして、時の大統領の陰謀に巻き込まれてしまうのだった。

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主演を務めたのは「黒いジャガー」「ポケットいっぱいの涙」にも出演したアーノルド・ジョンソン。全米公開当時は、その過激なユーモアで時代を風刺し「もっとも悪意に満ちた悪徳の映画」と酷評される一方、ジェーン・フォンダが「『イージー・ライダー』もすごいけどもう1本見るべき映画が『パトニー・スォープ』」と語るなど、賛否を巻き起こした。New York Magazineが選ぶその年の映画トップ10にもランクインしている。2016年にはアメリカ国立フィルム登録簿に選出。マーティン・スコセッシが設立したフィルムファンデーションとアカデミーフィルムアーカイブによって2019年にデジタル復元がなされた。今回の公開はデジタルレストアバージョンでの上映となる。

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多くの映画作家に影響を与えた1本としても知られており、特にポール・トーマス・アンダーソンは「ブギーナイツ」でドン・チードル演じるバック・スウォープというキャラクターを創造したほか、ダウニーを役者として「ブギーナイツ」「マグノリア」で起用。最新作「リコリス・ピザ」でも「ロバート・ダウニーに捧ぐ」と献辞を捧げている。

「パトニー・スウォープ」はWHITE CINE QUINTOほか全国で順次ロードショー。

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読者の反応

Lerato An$ 🙅🏻‍♀️ @LeratoAnzjp

な、なんですってー!👀🙌
>>「パトニー・スウォープ」はWHITE CINE QUINTOほか全国で順次ロードショー。

ロバート・ダウニーの追悼記事で書いた作品です。ブラックスプロイテーションには欠かせないアントニオ・ファーガスもいい味を出しております👍。
https://t.co/5DoJ9sQe6o

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