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本作は、新たに人間が住むことができる惑星を調査するため、86年の航行に挑む探査隊を描いたSF。出発から10年後、毎日飲む薬によって人間としての欲望が抑制されていることを知った若者たちは、反発して本能のままに行動するようになる。
バーガーは作品のテーマについて「真空状態の下にある人間の本能を描く映画だ。根本的に人間とはどんな存在なのか。性欲、自由、そして権利に目覚めた若者たちの姿や、そうした経験から生まれるゾクゾクするような陶酔感も描いている」と明かす。また「この作品は、社会がどう機能し得るかについてさまざまな論議を巻き起こすだろう。宇宙船の中は、若いクルーが実験室のラットのように見える不毛な環境だ。そうした状況下で彼らがどのような行動を取るか、いかにあっけなく野蛮になるかを観客は目にする。そして、人間というのは根源的にこうした存在なのだろうかと考え込むんだ」と語っている。
「ヴォイジャー」は3月25日より東京・グランドシネマサンシャインほか全国でロードショー。
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ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
欲望を抑制された人間が本能に目覚めるとどうなるのか…「ヴォイジャー」監督が語る
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