ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」をもとにした本作。1990年代の米ニューヨークを舞台に、老舗出版エージェンシーで作家J・D・サリンジャーを担当する上司マーガレットと新人アシスタントのジョアンナが信頼関係を築いていく姿が描かれる。
ウィーバー演じる上司マーガレットの衣装を特別に手がけたのは、「イングリッシュ・ペイシェント」で第69回アカデミー賞最優秀衣装デザイン賞を受賞した衣装デザイナーのアン・ロス。現在90歳のロスはウィーバーが出演した「ワーキング・ガール」をはじめ、「めぐりあう時間たち」「ヤング・アダルト・ニューヨーク」「さよなら、僕のマンハッタン」など、ニューヨークに暮らす人々が登場する作品に数多く携わってきた。本作ではベテラン上司の上品かつ貫禄を感じさせるスタイリングでキャラクターの魅力を引き立てている。
クアリー扮するジョアンナは、ブルックリンに住む文化系女子。彼女の衣装はパトリシア・マクニールが手がけた。瑞々しいスタイリングが印象的で、若者らしい着回しコーデが取り入れられている。監督の
「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」は5月6日に東京・新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。
ニューヨーク・ラブズ・ユー @ny_loves_you
「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」1990年代NYファッションが印象的な新場面写真
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