「空白」松坂桃李、古田新太との共演シーンは毎回疲弊「カロリーの消費量が高い」

444

空白」の初日舞台挨拶が本日9月23日に東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの古田新太松坂桃李田畑智子藤原季節伊東蒼寺島しのぶ、監督の吉田恵輔が登壇した。

「空白」初日舞台挨拶の様子。左から伊東蒼、藤原季節、寺島しのぶ、古田新太、松坂桃李、田畑智子、吉田恵輔。

「空白」初日舞台挨拶の様子。左から伊東蒼、藤原季節、寺島しのぶ、古田新太、松坂桃李、田畑智子、吉田恵輔。

大きなサイズで見る(全13件)

「空白」ビジュアル

「空白」ビジュアル[拡大]

吉田が自身のオリジナル脚本を映画化した本作は、万引き現場から逃げる途中で車にひかれた中学生の死亡事故をめぐる物語。古田が娘を失った漁師・添田充、松坂が事故のきっかけを作ってしまったスーパーの店長・青柳直人を演じたほか、充の元妻・松本翔子に田畑、充の弟子である漁師・野木龍馬に藤原、直人が店長を務めるスーパーのパート店員・草加部に寺島、充の娘・花音に伊東が扮している。

古田新太

古田新太[拡大]

松坂桃李

松坂桃李[拡大]

撮影は最初の緊急事態宣言が発出される直前に行われた。古田は「非常に楽で楽しい現場。ずっとヘラヘラして撮影していて、監督が誰よりも笑ってるし泣いてましたね」と振り返り、「ものすごく刺々しいシーンばかり。その反動で、終わったらすぐ飲みに行く感じでした」と明かす。しかし、松坂と飲みに行く機会はなかったそう。古田が「(松坂が)役作りをする人なんでね……あんまり仲良くしちゃいけなかったんです」とボヤくと、松坂は「古田さんとのシーンはカロリーの消費量が高い(笑)。とてもじゃないけど、飲みに行く気力が湧かなくて毎回疲弊しきって、そのままホテルに帰ってました」と続けた。

左から寺島しのぶ、古田新太、松坂桃李。

左から寺島しのぶ、古田新太、松坂桃李。[拡大]

寺島しのぶ

寺島しのぶ[拡大]

役柄上「ずっと謝っていた」という松坂に「でも一番つらかったのはしのぶちゃんとのシーンでしょ?」と振る古田。寺島が演じた草加部は窮地に追い込まれる青柳をかばう存在だ。学生時代にスーパーでアルバイトをしていた松坂は、寺島との共演を「当時一緒に働いていたパートの方の1人と雰囲気が本当に似ていて。距離感、間合いの取り方がものすごくリアル。バイト時代を鮮明に思い出しました」と回想。寺島はこのエピソードを受けて「『こういうおばさんいたら嫌だよね』というおばさんが集結したのが草加部さん(笑)。でも青柳を助けてあげたいという気持ちはとても必死。撮影現場でも(松坂から)距離を取られてましたね」と笑った。

藤原季節

藤原季節[拡大]

伊東蒼

伊東蒼[拡大]

藤原と伊東は古田と共演した際の驚きを述懐。充が定食屋で号泣するシリアスな場面にて、古田はカットがかかった瞬間にテーブルのエビフライを口に放り込む切り替えの早さを見せたという。藤原は「とても混乱しました」と振り返りつつ「現場では真面目な話をした記憶がほとんどなくて、ずっとお酒を飲んでました(笑)。でも完成した映画を観たとき『こんなすごい人だったのか』と驚きました」と続ける。伊東も「初めてお会いしたのが食卓のシーンだったんですけど、並んでいたお刺身を本番中にどうやって食べるか悩んでらっしゃいました」と明かした。

全国的に満席回が続出し、口コミでも評判を呼んでいることがMCから伝えられると、古田は「うれしいですね。こんなモヤモヤした気持ちになる映画を『ぜひ観てください』と進めるのもな……という気がしていて、どう宣伝したらいいのかわからなかったので(笑)」とコメント。「気持ちが揺れる映画だと思うので、観終わったあとにみんなでマスクしておしゃべりしてもらえたらと思います」と述べ、イベントを締めくくった。

※吉田恵輔の吉はつちよしが正式表記

この記事の画像・動画(全13件)

関連する特集・インタビュー

関連記事

古田新太のほかの記事

リンク

関連商品

(c)2021『空白』製作委員会

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 空白 / 古田新太 / 松坂桃李 / 田畑智子 / 藤原季節 / 伊東蒼 / 寺島しのぶ / 吉田恵輔 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。