劇作家が時をかける、「ある日どこかで」新たな吹替版が放送

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クリストファー・リーヴが主演を務めた「ある日どこかで」の新録吹替版が、2月10日にBSテレ東で放送される。

「ある日どこかで」

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「ある日どこかで」

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本作は、SF作家リチャード・ マシスンの同名小説を映画化したロマンティックファンタジー。1972年、劇作家を志す大学生リチャードは、処女作の初演の日に見知らぬ老婦人から懐中時計を渡され「帰ってきて」と告げられる。それから8年後に劇作家となった彼は、旅先で心奪われた写真の美女エリーズが老婦人と同一人物だと気付く。そして彼女が8年前に亡くなったと知ったリチャードが、彼女の遺品である本「時を超える旅」の著者からタイムトラベル体験について聞き、1912年への旅を試みるさまが描かれる。

左から甲斐田裕子、ささきいさお、羽佐間道夫。

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吹替のキャストにはささきいさお羽佐間道夫甲斐田裕子茶風林定岡小百合らが名を連ねる。ささきは「ちょっぴり古風なファンタジーに包み込まれたラブストーリーは、夢の中に誘い込んでくれますよ。それが新録で出せているといいのですが……」と本作をアピールした。羽佐間、甲斐田、プロデューサーの久保一郎からのコメントは下記に掲載する。

「ある日どこかで」新録吹替版

BSテレ東 2021年2月10日(水)19:55~

ささきいさお コメント

クリストファー・リーヴのリチャード役をオファーされたときの感想

オファーされたことは嬉しかったけれど、「スーパーマン」から数十年たっているし、最近はスタローンのドスのきいた低音ばかりアテているから、正直言って、若い声も、演技も、あまり自信がありませんでした。でも、せっかく指名されたのだから、意地でもやり抜こうと決心して、取り組みました。

実際に演じてみて

声のほうは結構、若くできたのではないかと思います。でもC・リーヴの演技は独特の細やかさや遊びがあって、この作品は、結構楽しんで演じている部分が多いのです。その軽い部分や、延々と苦しむシーンを、向こうの呼吸に合わせて演技をするのに、とても苦労しました。それだけに、見るのが楽しみです。

どの部分が難しかったか

一人芝居の部分が多く、息や台詞が入り混じっていて、アドリブのように軽く演じたり、延々と苦しんだり、リズムに乗るのにとても苦労しました。

1980年と1912年の違いは

時代の違いはあまり意識しませんでした。むしろ周りが古風な中にリチャードという若者が飛び込んでいった……という感じじゃないかな。

羽佐間道夫との共演について

何年か前のことですが、アニメ関係のステージで「ダブル・エイドリアン!をやろう」と提案されて一緒にやったことがあります。スタローンに関しては、お互い意識はしていますが、尊敬する先輩なので、共演は嬉しかったです。

新録版の見どころ

クリストファー・リーヴの清々しさが出ていればいいなと思います。あれだけ清潔個性の俳優はめったにいないですから。
ちょっぴり古風なファンタジーに包み込まれたラブストーリーは、夢の中に誘い込んでくれますよ。それが新録で出せているといいのですが……。

自分がタイムトラベルできたら

デビュー当時の1960年代かな……。みんなが上を目指して頑張っていたような時代でした。結構、モテたしね……。

羽佐間道夫 コメント

ロビンソンを演じた感想

ロビンソン役のクリストファー・プラマーはカナダ大統領を家系に持つ品格ある名優です。吹き替えて、迷優とならぬようにと、心しましたが、さて結果はどうでしょう?

ささきいさおとの共演について

いさおさんとは、シルベスター・スタローンの吹き替えを二人で分かち合ってる立場です。主に「ロッキー」を小生が、その他の全てをいさおさんが。今回の二人の役柄は、彼は相変わらずの瑞々しい大二枚目、私は癖のある少々水気をなくしたオジサン役。吹き替えを観て頂ければ、その差は歴然です。

新録版の見どころ

エリーズ役(ジェーン・シーモア)の最高に美しかった時の作品が、甲斐田裕子の吹き替えで又盛り上がりました。

美女の息吹を聞きたければ、必見です。

自分がタイムトラベルできたら

最近の私への、ある男性のからのファンレターは、「羽佐間さんの吹き替え、夢中になって観ていたのは、小学生の頃でした! 今は会社で窓際族です」といった類が多いのです。さて私のタイムトラベルは、過去へではなく、すぐ近くの、未来の地獄に落ちて、閻魔の灼熱棒で小突かれている姿ばかりです。そこにはマリリン・モンローも、シーモアもいません。

甲斐田裕子 コメント

エリーズを演じた感想

とても純粋で少し世間知らず、周りの期待に応えるために今までまっすぐ生きてきたんだと思います。でも自分の心の変化、運命に気づいたら、はっきり行動に移せる芯の強さを内に秘めてます。初心なところとじゃじゃ馬なところ、色々演じられて楽しかったです。

難しいところ

満を持しての登場となるので、最初の一言が特に難しいと思いました。あと、昔の作品の新録はいつも悩みます。当時の映画に合う喋り、と言うものがあると思っているので、なかなか自分で納得がいかないのですが、今の精一杯を込めました。

ささきいさお、羽佐間道夫との共演について

大先輩を通り越してレジェンドのお二人と、しかも半日一緒に台詞を交わせたこと、私の声優人生においてこれ以上ない喜びです。その空間を糧にできるよう、全身で吸収してきました。お二人とも元気でお茶目で、台詞以外でも楽しかったです!

新録版の見どころ

やはり、ささきいさおさんのクリストファー・リーヴ!に尽きるでしょう! 完全版が他にもあるのに新録した理由はそれ以外無いと思います。早く放送が見たいです。

自分がタイムトラベルできたら

この映画ができた頃(私が生まれた年!)の吹替現場を覗いて、懐かしい大先輩やお会いできなかったレジェンドの方々の仕事を見学したいです。噂によるとちょっと怖そうなので、スタジオの端で空気だけ感じたいです。

久保一郎(プロデューサー)コメント

宮川一朗太さん&山寺宏一さんで新録した「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作に続いて、また一つ、30年来の夢が実現しました。「ある日どこかで」は、劇場で観て以来、本作中で写真の美女が寝ても覚めても忘れられなくなるリチャードのように、心を奪われた作品。しかし世界中に自分のような熱狂的なファンがいるにも関わらず、(DVD版とNetflix版はありますが)今の今まで日本語吹き替え版を作るテレビ局はありませんでした。クリストファー・リーヴならこの声、というささきいさおさんに快諾して頂き、遂に吹き替え新録が始動しましたが、さらに羽佐間道夫さん、甲斐田裕子さんにもご参加頂いて、結果的にロッキー(羽佐間さん)とランボー / スーパーマン(ささきさん)とワンダーウーマン(甲斐田さん)の共演という、胸アツなプロジェクトになりました。この顔ぶれですから、出来栄えはもう、絶対的な安心感!
BS限定、これぞ洋画番組の醍醐味!という究極の吹き替え版をお楽しみください。

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