第44回創作テレビドラマ大賞の大賞受賞作をドラマ化した本作。チャットで知り合った引きこもりの男女に起きる、ある1日の物語がつづられる。近年、引きこもり家族の“8050問題”が社会的な問題となっている中、老いた両親が死去したあとに子供たちがその死体と暮らしていたという、痛ましい事件をベースにした作品だ。
引きこもり歴18年の里中いち子を夏帆、同じ引きこもりの青年・涼を
夏帆は「生きづらさを抱えている人たちに、少しでも光が見えるような、そんなドラマになっていたら嬉しいです」、宮沢は「この作品が全ての答えではもちろん思っていませんが、一人でも多くの人に届き、理解へと繋がってくれたら嬉しいです」とアピール。脚本家の佃良太も「このドラマは、ひきこもり当事者の真摯な生き様を通して『生きる愛しみに手を伸ばす物語』です。是非、ご覧いただけると幸いです」と伝えている。
星とレモンの部屋
NHK総合 2021年3月19日(金)22:00~
夏帆 コメント
ひとつひとつの台詞がとても丁寧で繊細で、素敵な脚本だと思いました。
引きこもり、と聞くと、犯罪者予備軍だとか、怠惰な人たちだとか、いわゆるステレオタイプのイメージが浮かんでしまうと思います。
でもそういう人たちはごく少数で、彼らは世間から圧迫された被害者なのだと、人一倍繊細ないち子を演じていて感じました。
生きづらさを抱えている人たちに、少しでも光が見えるような、そんなドラマになっていたら嬉しいです。
宮沢氷魚 コメント
世の中がコロナの影響を多大に受け自粛が余儀無くされている中、
日本には想像を遥かに超える人数の引きこもり状態になっている方々がいると聞きました。
家庭環境、学校環境、友人関係、、皆さんさまざまな理由をかかえて生活しています。
「星とレモンの部屋」という作品は、そんな現状に光を当てる素敵な作品だと思います。
この作品が全ての答えではもちろん思っていませんが、一人でも多くの人に届き、理解へと繋がってくれたら嬉しいです。
佃良太(脚本家)コメント
たくさんの方々のお力添えで放送を迎えることができます。特に、脚本をお読みいただき、様々なご意見と、胸中を語ってくださったひきこもり当事者の皆様。本当に感謝しております。このドラマは、決して「ひきこもり当事者の悲惨さを描く物語」ではありません。このドラマは、ひきこもり当事者の真摯な生き様を通して「生きる愛しみに手を伸ばす物語」です。是非、ご覧いただけると幸いです。
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夏帆と宮沢氷魚が引きこもり演じる、生きづらさ抱える人々描くドラマに出演(コメントあり) https://t.co/5cbrgaPai9