「機界戦隊ゼンカイジャー」に浅沼晋太郎や梶裕貴が参加、サントラ担当は渡辺宙明

スーパー戦隊シリーズ第45弾「機界戦隊ゼンカイジャー」の制作発表会見が、本日1月15日に生配信された。

「機界戦隊ゼンカイジャー」の主役は、1人の人間ヒーローと4人のロボヒーロー。機械生命体の世界“キカイトピア”の悪の王朝“トジテンド”が、この世に数多く存在する“並行世界”をすべて消し去ろうとしたことから、ヒーローたちが“全力全開”でそれに立ち向かっていく。脚本は香村純子ら、監督は中澤祥次郎らが担当する。

会見では、唯一の人間ヒーロー・五色田介人 / ゼンカイザー役を、AbemaTVの「太陽とオオカミくんには騙されない」や映画「NO CALL NO LIFE」「ジオラマボーイ・パノラマガール」の駒木根葵汰が務めると発表された。なおゼンカイザーは、「秘密戦隊ゴレンジャー」のアカレンジャーがモチーフとなっている。さらにキカイトピアの機械生命体“キカイノイド”の4人が、駒木根とともに“キャスト”として登壇。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」大獣神がベースのゼンカイジュランに変身するジュラン、「百獣戦隊ガオレンジャー」ガオキングがベースのゼンカイガオーンに変身するガオーン、「魔法戦隊マジレンジャー」マジキングがベースのゼンカイマジーヌに変身するマジーヌ、「轟轟戦隊ボウケンジャー」ダイボウケンがベースのゼンカイブルーンに変身するブルーンが、それぞれのキャラとしてトークを繰り広げた。なおジュランの声は浅沼晋太郎、ガオーンの声は梶裕貴、マジーヌの声は宮本侑芽、ブルーンの声は佐藤拓也が担当している。

駒木根は、会見冒頭にて「こういう状況の中で制作発表が実施でき、そしてこの場に立てることができてうれしく思います。苦しい中でも皆さんと前に進めることは、たくさんの方の支えがあってだと思います」と挨拶。現在20歳の彼は、歴代スーパー戦隊の中でも特に「百獣戦隊ガオレンジャー」「忍風戦隊ハリケンジャー」「爆竜戦隊アバレンジャー」「魔法戦隊マジレンジャー」「特捜戦隊デカレンジャー」が好きだと明かす。そして主演に抜擢された今の心境を「理解できてはいないですね、まだ。本当に自分で大丈夫かなっていう不安もあったんですけど、やるからには介人のキャッチフレーズにある“全力全開”で、皆さんと力を合わせながらがんばっていきたいと思います」と述べた。

さらに会見には、介人の祖母・五色田ヤツデを演じる榊原郁恵が登壇。彼女は「憩いの場である駄菓子屋のおばあちゃんです。1年間やっていきますからね、もし平和のために手が足りないってことがありましたら……“ばあちゃん戦隊”が出てもいい気がするんだ！」とジョークを飛ばした。

そして本作の主題歌「全力全開！ゼンカイジャー」を、つるの剛士が歌唱していることも明らかに。「ウルトラマンダイナ」への出演で知られるつるのは「光の世界からやって来ました」と笑いを誘い、「スーパー戦隊がスタートしたのが1975年。僕も1975年生まれの45際なんですよ！ この機会に歌わせていただけることに大興奮です」と喜びを語った。

最後に、本作のサウンドトラックを「秘密戦隊ゴレンジャー」などで知られる作曲家・渡辺宙明が手がけることも発表された。会見では、現在95歳の渡辺からのビデオメッセージを上映。渡辺は映像の中で「『この上ない幸福感を感じる音楽を』と注文されまして、それはうまくいっております。BGMは、ボヤッと聴かないで集中して聴いてくださることを希望いたします。ゼンカイジャー、全力全開！ がんばります！」とメッセージを送った。

「機界戦隊ゼンカイジャー」はテレビ朝日系で3月7日以降、毎週日曜9時30分から放送される。本編の放送開始に先駆け、2月20日には映画「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE」が公開。「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」と題し、「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE」「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE」との3本立てで上映される。

機界戦隊ゼンカイジャー

テレビ朝日系 2021年3月7日（日）スタート 毎週日曜 9:30～10:00

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