タイ出身のイギリス人監督が描く奇跡の救出劇「THE CAVE」は“根気の物語”

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本日11月13日に封切られた「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」の監督トム・ウォーラーのインタビューコメントが公開された。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」ポスタービジュアル

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タイ・チェンライの洞窟にサッカーチームの少年12人とコーチが閉じ込められた2018年の遭難事故を映画化した本作。「救助は100%不可能」と言われた決死の救出劇の舞台裏が明かされる。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」

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タイ・バンコク出身のイギリス人であるウォーラーは、映画化のきっかけを「地球上の皆さんと同様に、胸をドキドキさせながら固唾を飲んでニュースを見守りました。私はイギリスでタイ出身の映画人というユニークな立場にあり、この物語を別の視点から描けると思ったんです。このたぐいまれな、過ち、勇気、希望、そして根気の物語は語られるべきだと考えました」と語る。

本作には実際に救助活動にあたったダイバーたちも出演。彼らのボランティア精神や個人像に焦点を当てようと考えたウォーラーは「10名以上の当事者たちに製作に加わってもらいました。その多くは本人役として出演しています」と明かす。ダイバーのほかにも外交官、財団法人の救助員、ボランティア、警察、地元農家、村人の協力のもと製作されている。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」

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綿密なリサーチにより、洞窟内部も忠実に再現された。「観客があたかもその場にいるような気持ちにさせるため、現場を忠実に再現するよう努力しました。観客が救助隊員と一緒にトンネルに入っていく感覚になれるように」と話すウォーラー。さらに本作では閉じ込められた少年たちの両親や友人の感情、地元の村人やタイ人の救出劇成功への貢献など、事件の舞台裏をさまざまな視点から紐解いている。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」は、東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

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