タイ出身のイギリス人監督が描く奇跡の救出劇「THE CAVE」は“根気の物語”

1

42

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 9 30
  • 3 シェア

本日11月13日に封切られた「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」の監督トム・ウォーラーのインタビューコメントが公開された。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」ポスタービジュアル

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全10件)

タイ・チェンライの洞窟にサッカーチームの少年12人とコーチが閉じ込められた2018年の遭難事故を映画化した本作。「救助は100%不可能」と言われた決死の救出劇の舞台裏が明かされる。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」[拡大]

タイ・バンコク出身のイギリス人であるウォーラーは、映画化のきっかけを「地球上の皆さんと同様に、胸をドキドキさせながら固唾を飲んでニュースを見守りました。私はイギリスでタイ出身の映画人というユニークな立場にあり、この物語を別の視点から描けると思ったんです。このたぐいまれな、過ち、勇気、希望、そして根気の物語は語られるべきだと考えました」と語る。

本作には実際に救助活動にあたったダイバーたちも出演。彼らのボランティア精神や個人像に焦点を当てようと考えたウォーラーは「10名以上の当事者たちに製作に加わってもらいました。その多くは本人役として出演しています」と明かす。ダイバーのほかにも外交官、財団法人の救助員、ボランティア、警察、地元農家、村人の協力のもと製作されている。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」[拡大]

綿密なリサーチにより、洞窟内部も忠実に再現された。「観客があたかもその場にいるような気持ちにさせるため、現場を忠実に再現するよう努力しました。観客が救助隊員と一緒にトンネルに入っていく感覚になれるように」と話すウォーラー。さらに本作では閉じ込められた少年たちの両親や友人の感情、地元の村人やタイ人の救出劇成功への貢献など、事件の舞台裏をさまざまな視点から紐解いている。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」は、東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

この記事の画像・動画(全10件)

(c)Copyright 2019 E Stars Films / De Warrenne Pictures Co.Ltd. All Rights Reserved.

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

タイ出身のイギリス人監督が描く奇跡の救出劇「THE CAVE」は“根気の物語”
https://t.co/HT6iiLyqdu https://t.co/QsZJacAtkM

コメントを読む(1件)

トム・ウォーラーの映画作品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 THE CAVE サッカー少年救出までの18日間 / トム・ウォーラー の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。