第33回東京国際映画祭の特別招待作品「
アニメ「おジャ魔女どれみ」の20周年を記念した本作。劇中では、子供の頃に「おジャ魔女どれみ」を観ていたソラ、ミレ、レイカが“魔法玉”による巡り合わせで出会い、忘れてしまった大切なものを探すためシリーズにゆかりのある場所を巡っていく。
ソラ役の森川は「一時は公開延期となって、いつお届けできるのかと思っていたし、コロナ禍で劇場に行くのが怖いと思う人がいる中で公開される不安もあったんですが、こうして今日皆さんの顔を見ていると、大丈夫だという気がします」と、上映後の客席を見渡してコメント。ミレ役の松井は「『おジャ魔女どれみ』に出てきたような音楽や、キャラクターのリアクションがたくさん盛り込まれているので、当時テレビシリーズを観ていた方には懐かしさも感じていただけたと思う」と観客に語りかける。本作は台湾での公開も決まっていることから、百田は「台湾でライブをさせていただいたとき、現地の皆さんがすごく喜んでくださったので、この作品もたくさんの方々が楽しみにしてくれているのかなと思うとワクワクします」と期待を口にした。
「おジャ魔女どれみ」にシリーズディレクターとして携わってきた佐藤は「もともとテレビの前の子供たちに楽しんでもらいたくて作った作品でした」と回想したのち「それを当時観ていた方と一緒にこの作品を作り、演じてもらい、観てもらった。大きな映画として扱ってもらえることに、“成長したなあ”という感慨深いものがあります」としみじみ。本作の情報解禁が第32回東京国際映画祭で行われたことに触れ、鎌谷は「去年はまだコンテをつなげた状態だったので、こうして完成したものをお届けできること、ここに持って来られたことがうれしい」と喜びを語った。
作品の楽しみ方に関する話題で、松井は「自分が持っている魔法や、お友達が持っている魔法とはどんなものなのか、観終わったあとにそれぞれ考えてもらえたらうれしい」と話す。本作を母親とともに鑑賞したという百田は「昔こんなこと言ってたね、こんなグッズを買ったよね、と盛り上がれたので、小さい頃『おジャ魔女どれみ』を観ていた方はご両親とこの映画を観ても楽しいかも」とお勧めした。
最後の挨拶では、森川が「自分たちが使える魔法ってなんだろう?と考えたとき、観に来てくれた方がハッピーになったり、皆さんにラッキーなことが起こったりしたら、それが私たちが今かけられる魔法なのかなと思います。観に来てくださった人、これから観に来てくれる人たちが、少しでも幸せになってくれたらうれしいです」と締めくくった。
「魔女見習いをさがして」は11月13日に全国公開。
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