「Fate／stay night [HF]」第3章初日に下屋則子が涙、中田譲治は言峰スタイルで登場

「劇場版 Fate／stay night [Heaven's Feel]III.spring song」の初日舞台挨拶特別興行ライブビューイングが、8月15日に開催された。

無観客で行う舞台挨拶の模様を、一部劇場にて生中継したこの日のイベント。衛宮士郎役の杉山紀彰、間桐桜役の下屋則子、セイバーオルタ役の川澄綾子、遠坂凛役の植田佳奈、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン役の門脇舞以、言峰綺礼役の中田譲治、ライダー役の浅川悠、監督の須藤友徳が登壇した。

下屋は、マキリの杯となった桜をイメージした黒に赤いストライプが入ったドレスを着用。ほかのキャスト陣もそれぞれの役をイメージした衣装を身にまとい、中田は神父服に黒鍵を携えた言峰スタイルで参加した。トークでは、登壇者たちがクライマックスの1つであるセイバーオルタとライダー戦や、言峰とイリヤの新たな一面、桜と凛の姉妹関係などに言及。また、須藤はエピローグの「セリフの間」を大事にしつつ、Aimerが歌う主題歌「春はゆく」に物語の結末を委ねたことを明かした。

続いて、Aimerが登場し「春はゆく」をピアノの伴奏とともに披露。美しい歌声に、キャストたちは大きな拍手を送った。終盤には下屋が「Fate／stay night」シリーズに関わってきた歳月に思いを馳せ、思わず涙を見せる場面も。なお、8月22日にもキャストが登壇する舞台挨拶特別興行ライブビューイングが行われる予定だ。

「劇場版 Fate／stay night [Heaven's Feel]III.spring song」は全国で公開中。劇場アニメ3部作の最終章となる本作では、「聖杯戦争」の真実と少年少女の物語の結末が描かれる。