「ドクターX~外科医・大門未知子~」のスピンオフドラマシリーズ第5弾となる本作。東帝大学病院を追われたあと、私立の名門・成鏡大学病院に客員准教授として招かれた加地秀樹が、そこで働く医師や患者たちとともにさまざまなドラマを展開する。
本作では、
勝村は「ドクターY」第5弾の放送に「感無量です!」と述べ、「今回は(内田)有紀ちゃんが出てくださるので、本当に安心なんです。僕ら東帝大病院の医局メンバーはもうチームみたいなもので、いなくてもその存在は感じるくらいですから、実際にいてくれるというのはとても心強い」と内田への信頼を語った。一方、内田も「ようやく呼んでいただけました(笑)」と出演を喜び、「『ドクターY』では、加地先生が『ドクターX』のときよりも“自由”に動いています(笑)。その伸び伸びした感じと、でも実は加地先生が素晴らしい医師だということも再認識できるのが今回のお話だと思います」と本作を紹介した。
ドクターY~外科医・加地秀樹~
テレビ朝日系 2020年秋放送
勝村政信 コメント
「ドクターY」もなんと今回で5回目ということで、感無量です! 前にも一度、「ドクターX」の放送がない年に「ドクターY」だけ放送したことがあったのですが、今年もまたそのパターンでしたので、少々不安定な心のまま撮影に突入しました(笑)。
でも今回は(内田)有紀ちゃんが出てくださるので、本当に安心なんです。僕ら東帝大病院の医局メンバーはもうチームみたいなもので、いなくてもその存在は感じるくらいですから、実際にいてくれるというのはとても心強い。お互いに何をしようとしているのかも、理解できるようになっていますしね。
今回は有紀ちゃん演じる城之内先生の家庭もクローズアップされ、母娘関係も描かれています。娘の舞ちゃんを演じる藤井杏奈ちゃんが第1シリーズのときは幼稚園生だったのが、今はもう中学生になろうかというくらいに大きくなっていて、その成長の具合が見られるのも感慨深いですし、思春期ならではの母娘の苦悩が描かれるのもまた、楽しめる部分の1つではないかと思います。
加地先生ってお金が好きだったり、権力に弱かったりという部分はありながらも、医師としての腕は確かで、医学界でも多少は名が知れているんですよね。“医療”の面に関してはいつも本当にしっかり描いてくださっているので、外科医・加地秀樹としてかっこいい部分もありつつ、あとにはちゃんと踏み外す何かがある──今回もその“振り幅”は健在で、そこが「ドクターY」としての面白さになっていると思います。
配信だけでやっていた頃はコント色も強く(笑)、自由にやっていましたが、2時間の作品になると物語もしっかりとしていないといけないということもあり(笑)、シリーズを重ねるごとに加地先生の魅力は増しているのではないですかね!
内田有紀 コメント
「ドクターY」は放送されるたび、いつも見ていたので「いつか城之内先生は呼んでもらえるのかな」と思っていたのですが、今回ようやく呼んでいただけました(笑)。光栄です!
今回のお話は麻酔医としての城之内先生と、母親としての城之内博美、その両方が描かれています。「ドクターX」の中では比較的プライベートが描かれるほうのキャラクターではあるので、今回のストーリーはその延長線上にあるのかな、という気持ちで演じています。娘が思春期を迎えて、博美と感情の行き違いなどがあるのですが、私自身も母親役を演じる中で“子どもとぶつかる”という経験が初めてだったので、そのシチュエーションはとても新鮮でした。舞(藤井杏奈)とは4年ぶりでしょうか…。博美が倒れて、未知子(米倉涼子)が手術をする、という第4シリーズの最終話以来だったので、本当に久しぶりに会ったのですが、すっかりお姉さんになっていました。晶さん(岸部一徳)と一緒に“ワニザメさん”をやっていたときは幼稚園生だったんだよね、ってさっきも杏奈ちゃんと話していたんです。懐かしいですし、長いシリーズならではですよね。
「ドクターY」では、加地先生が「ドクターX」のときよりも“自由”に動いています(笑)。その伸び伸びした感じと、でも実は加地先生が素晴らしい医師だということも再認識できるのが今回のお話だと思います。手術のアプローチもすごく面白いですし、そこに博美と舞の物語も加わってスパイスになっているので、ご家族皆さんで楽しんでいただける作品になっているのではないでしょうか。
めりーべる @chietty
勝村政信「ドクターY」ドラマスペシャルが秋放送、内田有紀が初登場(コメントあり) https://t.co/J0nXA76MgE