ドラマ甲子園で史上最年少の16歳が大賞に輝く、自身の演出でドラマ化も

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第7回ドラマ甲子園の大賞作品が、平野水乙(ひらのみお)の「言の葉」に決定した。

左から宇津井隆(フジテレビ執行役員総合事務局長)、平野水乙。

左から宇津井隆(フジテレビ執行役員総合事務局長)、平野水乙。

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ドラマ甲子園は、高校生を対象とした脚本募集企画。大賞に選ばれた「言の葉」は、人付き合いが下手な女子高生と、言葉が話せない少女の友情を描いた作品だ。作者の平野は神奈川県横浜市在住の高校2年生で、史上最年少となる16歳での大賞受賞を果たした。プロデューサーの鹿内植は、「平野さんは特にSNSをフル活用したコミュニケーションが主流の世代。そんな彼女が、あえて口で言葉にしたり、手書きの言葉にこだわった所がとても素敵な作品でした。今を生きる16歳の監督が、直接伝える『言葉』の大切さをどう表現するか、映像として見たいと強く感じました」とコメントしている。また佳作には、大阪府大阪市在住の19歳、青葉美樹による「アパシー記」が選ばれた。

大賞作品は、執筆者自身の演出でドラマ化。プロのスタッフがサポートを行い、プロの俳優たちが出演する。また今年度から完成作品は、CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメでの放送だけでなく、FODでの配信も実施される。

平野水乙 コメント

最終選考の電話をいただいてから緊張しっぱなしで、不安だったんですけど、両親や学校の方々の協力のおかげで大賞を取ることができ、今は幸せな気持ちで一杯です。小さい頃からずっと物語を書いてまわりに読んでもらったりしていたんですが、あまり評価されていない気がして、 小さいころからずっと書いているのに私はセンスないのかなあと思っていました。でも今回ネットで「ドラマ甲子園」の募集を見つけて出させてもらって、まさか大賞までもらえるとは思っていなかったのでとてもうれしいです。この作品は言葉を伝える大切さを表している作品で、 “言葉”を漢字で書くと言うに葉と書くので、葉っぱを使って言葉を伝えたら面白いんじゃないかと思って書きました。このドラマ制作では、自分の意見をしっかり言うということを常に目標として頑張っていきたいと思います。

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