「ケンとカズ」を手がけた
本作のストーリーはヤクザ稼業を営む辰巳が、不良少女・葵の家族が殺害される現場に遭遇し彼女を助けたことから展開していく。「それでも、僕は夢を見る」の遠藤が辰巳、「アイスと雨音」の森田が葵を演じ、「中学生円山」の佐藤が辰巳の相棒に扮する。
「自分の作る映画はエンターテイメントであり続けたいと考え、常にシンプルな構造を持ち、複雑なキャラクターが登場し、どんどん物語が動いていくストーリー作りをしたい」という小路は、1500人を自らオーディションしキャストを選出。本作は「ケンとカズ」同様に自主制作形式で作られており、12月16日までクラウドファンディングでサポートを募っている。リターンにはメイキング配信や、ダウンロード形式の現場スチール写真集、サイン入り衣装などが並ぶ。公開は2020年後期を予定しており、現在も撮影が行われている。
遠藤は「小路組全員の想いが作品に向かっています。そして、撮影の日々で、傑作になる可能性を確かに感じています」と意気込み、森田は「最初のオーディションを受けた時から、小路さんの眼差しがあまりにも真っ直ぐで眩しかったので、この方を信じてお芝居が出来たら楽しいだろうな、と思いました」と当時を振り返る。「小路紘史監督の前作は僕にとって特別な存在でした」と述べる佐藤は「僕にとっては夢の小路組。監督、スタッフ、キャストと共に前作以上の作品を創りたいです」と語った。
小路紘史 コメント
遠藤雄弥さん、森田想さん、佐藤五郎さんの3人は1500人の応募があったオーディションの時から特別で、一緒に映画を創る喜びを噛み締めながら現在「辰巳」を撮影中です! みんながビックリするくらい面白い映画になると思いますので覚悟してお待ち下さい!!
遠藤雄弥 コメント
映画「辰巳」にて成瀬辰巳役を演じる遠藤雄弥です。
今現在、映画「辰巳」は着々と創作を進めていて、監督を始めスタッフの皆さん、キャスト一丸となって鋭意撮影中です。小路監督は前作の長編映画「ケンとカズ」では自主での映画製作のスタイルでした。
今作の「辰巳」も自主映画です。この小路さんの映画作りに対する覚悟と想い。
これに死ぬ気で応え、反映し、調和され少しずつ完成に近づいて行く日々の現場は、とても豊かで貴重な時間が流れています。小路組全員の想いが作品に向かっています。
そして、撮影の日々で、傑作になる可能性を確かに感じています。
何卒、映画「辰巳」を宜しくお願い致します。
森田想 コメント
最初のオーディションを受けた時から、小路さんの眼差しがあまりにも真っ直ぐで眩しかったので、
この方を信じてお芝居が出来たら楽しいだろうな、と思いました。
その直感は正解で、また光栄なことに、魅力溢れる役を頂きました。
既に素晴らしい映像ばかりで毎日興奮しています。
熱量のあるスタッフさん、俳優部の皆さんと共に、最高の作品にするべく邁進している最中ですので、
どうか大きな期待を寄せて、応援のお力添えを頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。
佐藤五郎 コメント
小路紘史監督の前作は僕にとって特別な存在でした。出演していた役者に対して初めて嫉妬を覚えた作品でもありました。日常、諦めないという信念を持っていれば必ず近くに行けると思っております。僕にとっては夢の小路組。監督、スタッフ、キャストと共に前作以上の作品を創りたいです。皆さまの応援、宜しくお願い致します。
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小路紘史の映画作品
リンク
- 「辰巳」クラウドファンディングサイト
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おおとも ひさし @tekuriha
「ケンとカズ」手がけた小路紘史の新作「辰巳」に遠藤雄弥、森田想、佐藤五郎が出演 - 映画ナタリー
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