本作は、WACKが2019年3月に九州の離島・壱岐島で開催した、アイドルを目指す少女のための過酷なオーディションサバイバル合宿と、その裏で起きた1つの悲劇、その後に至るまでの約半年間に密着したドキュメンタリー。候補生のほか、アユニ・D(BiSH)、ヤママチミキ(GANG PARADE)、MAYU EMPiRE(EMPiRE)、YUiNA EMPiRE(CARRY LOOSE)ら現役メンバーが参加した。監督を務めたのは、本作と同様にWACK主催のオーディション合宿を追った「世界でいちばん悲しいオーディション」の
「IDOL-あゝ無情-」は11月1日より東京・テアトル新宿、8日より大阪のシネ・リーブル梅田、9日より愛知・シネマスコーレで公開。
渡辺淳之介(プロデューサー)コメント
今回の映画はアイドルグループに入ることを目指すものと、アイドルグループを辞めるものの両極端が描かれた珍しいストーリーとなっています。両者ともに真剣勝負、アイドルを続ける限りは自分の人生のほとんどをアイドルにささげることになります。
カメラは容赦なく裏側だろうがなんだろうがメンバーたちをずっと追いかけていきます。この映画を見ているうちに目指すもの、辞めるもの、実は両極端に見える両者の選択はほぼどちらも将来の選択としては一緒なのではないかと思えてくると思います。
なにせ自分の人生がかかった一大勝負なのですから。
アイドルへのはたまた人生への渇望、絶望、混乱、カオスを見てもらえたらと思います。
岩淵弘樹 コメント
芸能事務所WACKの魅力は、むき出しの姿をさらけ出すことにあると思う。
オブラートに包んだ口当たりの良い言葉や態度では人の気持ちを動かせないことを、WACKの社長渡辺は所属するアイドルたちと、アイドルを目指す少女たちに何度も何度も教え込みます。
本作は3月に行われたアイドル合宿オーディションを舞台に、その裏側で解散を決めたアイドルグループ″BiS”に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。「カメラを止めてもらっていいですか?」というアイドルに対して渡辺は「カメラがあることが当たり前じゃん、芸能界だよ」と言います。
生半可な決意では生き残れない世界で生きる人々の、崖っぷちの物語を見届けてください。
BiSHの映画作品
リンク
- 「IDOL -あゝ無情-」オフィシャルサイト
- 「IDOL -あゝ無情-」特報
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Parker @P_Redzweigen
BiSHやBiS所属、WACKの合宿オーディションを記録した「IDOL-あゝ無情-」公開(動画あり / コメントあり) - 映画ナタリー
#水曜日のダウンタウン https://t.co/lHy0YY4Hdz