認知症の母が残したものは…韓国映画「お料理帖～息子に遺す記憶のレシピ～」公開

韓国映画「お料理帖～息子に遺す記憶のレシピ～」が、9月13日に公開される。

「犬どろぼう完全計画」のキム・ソンホが監督した本作は、認知症になった母の料理帳から、家族への複雑な思いや愛情が浮かび上がるさまを描くヒューマンドラマ。劇中では、女手ひとつで惣菜店と2人の子供を守ってきた女性・エランが認知症になってしまい、息子のギュヒョンは母を介護施設に預けることに。家の片付けをしていたギュヒョンは1冊のノートを見つけ、エランが息子や孫に宛てた自家製レシピや、家族への思いをつづっていたことを知る。Webドラマ「チャンオクの手紙」のイ・ジュシルがエランを演じ、イ・ジョンヒョクも出演した。

第22回釜山国際映画祭、第37回ハワイ国際映画祭、第3回ソウル国際料理映画祭などで上映された本作。日本では東京・UPLINK渋谷、UPLINK吉祥寺ほかで順次公開される。