映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

「仮面ライダーブレン」松島庄汰が現場で語る、全力出した結果「うっとうしいかも」

3213

「ドライブサーガ 仮面ライダーブレン」

「ドライブサーガ 仮面ライダーブレン」

配信ドラマ「ドライブサーガ 仮面ライダーブレン」の撮影現場にて、主演の松島庄汰が囲み取材に応じた。

本作は、竹内涼真主演の平成仮面ライダー第16弾「仮面ライダードライブ」に登場した、松島演じるロイミュードのブレンを主人公としたもの。「ドライブ」本編にも参加した山口恭平が監督を務め、「ドライブ」本編や「劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」の三条陸が脚本を手がけた。

「仮面ライダーになれるとは思っていなかった」という松島は、「正直、大森敬仁プロデューサーにはテレビ本編が開始した頃『(シリーズ)半分くらいで死ぬ』って言われてましたから。ロイミュード幹部の強いキャラだという説明を受けていたんですが、メディックの登場からキャラが崩壊していき……。それがここまで来るとは」とブレンが仮面ライダーになることへの驚きを明かす。さらに、仮面ライダーブレンのビジュアルについては「想像していた100倍カッコよかった。絶対ふざけると思っていたんですよ!」と興奮気味にコメント。資料を渡されたときのことを振り返り「鳥肌が立ちました。家宝にしようと思って、その写真を棚に飾ってます」と思い入れを語った。

撮影2日目にあたるこの日は、エイプリルフールの4月1日。2017年4月1日には、「仮面ライダードライブ」公式Twitterが「ドライブサーガ『仮面ライダーブレン』2035年リリース!」というエイプリルフールにちなんだ“嘘”をツイートしたが、2年後のこの日、再びTwitterにて「ドライブサーガ『仮面ライダーブレン』2019年4月配信!」という発表が行われた。同日松島は、撮影の合間に喜びのツイートを投稿したものの、嘘だと思い込むファンが続出。ファンのリアクションを見た松島は「全然信じてもらえないじゃないですか!」と嘆きつつ、「でもそれもブレンらしい(笑)。これが『仮面ライダーチェイサー』新作、とかだったらみんな信じちゃうかも」と笑っていた。

クランクインした際の感想を「母校に帰ってきた気持ち」と話し、すぐに役の感覚がよみがえったという松島。だが、まず変身シーンを撮影したことから「そこが一番カッコいいシーンなんです。今回プロデューサーと監督に言われていたのは『ほかの部分は普段のブレンとして全力で“ネタ”な感じでいくけど、変身だけはカッコよくしてくれ』ということ。だからちょっと違和感はありましたね(笑)」と続ける。自身でポーズを考案した変身については「20歳過ぎてからは、仮面ライダーになりたいとはあまり思っていなかったんですけど、かつて『仮面ライダーカブト』を観ていましたし、やっぱりどこか憧れがあったんだと思う。夢が1つ叶った気持ちでした」と感慨深げに語った。

本作には、ロイミュードであるハート役の蕨野友也、メディック役の馬場ふみかといった「ドライブ」メンバーも参加。また本編でクリム・スタインベルトを演じたクリス・ペプラーが、新キャラクターのクリスタル博士役を務めている。本作のロイミュードたちが集うシーンを「メディックといがみ合うシーンで、やっと懐かしいと思いました」と回想する松島は、馬場に「こんなキャラだった?」と驚かれたことを明かし「当時は馬場ちゃんも芝居を始めたてだったから、自分のことに集中していて俺のセリフをそこまで聞いていなかったみたい。でも馬場ちゃんもいろんな現場を経験して、今回俺のアホさ加減や全力さに気付いたみたいです(笑)。笑いをこらえるのに必死でした」と解説した。

また松島は「ドライブ」本編にてブレンが死を遂げるくだりの第43話、第44話を見直してから今回の現場に挑んだ。「自分の死ぬシーンを観て、1人でボロ泣きしました。今回の相手に対して、ゴルドドライブに倒されたときの思いを大切にして、相手は違えど復讐の気持ちで挑みました」「(竹内演じる)泊進ノ介たちライダー側がロイミュードをかばってくれたことを、今回思い出しました。ベルトさんとは別人ですけど、ペプラーさん演じるキャラとのシーンでは、台本に指示がなかったのに涙が出ました。あくまで別人なのでブレンとしては涙を抑えましたけど、松島庄汰としては『あかんあかん、涙出てきた』となった」と、本編とリンクする部分を明かした。

“ジャンピング土下座”やハンカチを噛む仕草など、特徴的な動きでファンを喜ばせてきたブレン。松島は今作に関して「覚えているものは全部出しましたよ! 詰め込めるだけ詰め込んでいます」と自信満々に語る。本編では出番が多くないことを気にしていたというが「当時、ブレンは1話に1、2分しか出てこなかったんです。今思うと、その尺であんなに全力だったからちょうどよかったんですけど、ブレンを10分以上観続けるのは本当にキツいだろうなと(笑)。だから今回、うっとうしいかもしれないですね。楽しすぎて、バランスが調整できなくなってきた」と笑った。

脚本家の三条は、撮影初日に現場を訪れたそう。本作では、ブレンが本編で死に際に言い残した「やはり私は優秀で……誠実で……」に続く、“3つ目の言葉”も明らかになることから、松島は「いつも3つの言葉を言っていたので、皆さん(続く言葉が)気になっていたと思うんですが、今回それが聞けます。そういう意味でも三条さんの愛がすごく込められています」と見どころを語る。今後の夢は“メインキャラ6人の同時変身”だと明かし、「なんとか『仮面ライダーメディック』まで作って、仮面ライダー6人(ドライブ、マッハ、チェイサー、ハート、ブレン、メディック)で変身したら、鳥肌モノですよね。今回だって、言葉にしたら形になりましたから、まだあきらめません!」と野望を語った。

全2話の「ドライブサーガ 仮面ライダーブレン」は、東映特撮ファンクラブにて4月28日より2週連続独占配信。

(c)東映特撮ファンクラブ (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

映画ナタリーをフォロー