クリスチャン・ベール驚異の肉体改造!「バイス」でご飯1杯に卵15個のTKG

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バイス」より、主演を務めたクリスチャン・ベールの肉体改造に焦点を当てたコメントが到着した。

上段は「マニシスト」場面写真。下段左からクリスチャン・ベール演じるディック・チェイニー、クリスチャン・ベール。

上段は「マニシスト」場面写真。下段左からクリスチャン・ベール演じるディック・チェイニー、クリスチャン・ベール。

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「バイス」メインビジュアル

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“史上最強の副大統領”と呼ばれたディック・チェイニーの半生を描いた本作。2005年公開作「マシニスト」で1日の食事をツナ缶とリンゴに制限し激やせしていたベールだが、「バイス」では体重を約20kg増量し、髪を剃り眉毛を脱色してチェイニー役に挑んだ。

肉体改造を行ったのは、2017年4月からの約半年間。同年10月から撮影に入るため、栄養士にマネジメントを頼み健康的に体重を増やせるよう心がけた。パイを大量に食べ、ご飯1杯に15個の卵を入れることもあったという。

「バイス」

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監督のアダム・マッケイは「クリスチャンは見事な肉体改造をしてくれた。でも最終的に役を完成させたのは、グレッグ・キャノンの特殊メイクだね。満足のいく出来になるまで5カ月もかかったんだけど、すべてがハマったときは感動した」とコメント。「役作りを経たクリスチャンに特殊メイクが合っていて、チェイニーをまねて歩く姿には鳥肌が立った。演じているのではなく、憑依しているようでね。その場の誰もが、本人かと見まがうほどだった。気味が悪かったよ」と語る。

第91回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した本作。ベールのメイクは毎日3時間から4時間を要し、20代から60代という幅広い年齢に応じた肌の色、つや、しわなどが再現された。この特殊メイクを担当したのが、これまでに「ミセス・ダウト」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」といった作品でオスカーを獲得しているグレッグ・キャノンだ。

「バイス」

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彼はまずベールの頭部と顔の型を取るところから外見作りに取り掛かった。「難しかったのはベールとチェイニーの顔の構造や頭の形がまるで正反対だったこと」と話すキャノンは、テストに次ぐテストを繰り返し、シリコンを彫刻、成型していったという。ベールから「もっと太めにしたい」と要望があったことも明かし、「うまくいかない、大げさになってしまうのではと危惧した。しかし、彼が衣装を着てメガネをかけ、部屋を歩くのを見たら目を疑ったよ。ショックだった。彼はまったく正しかったんだ。まさに目指したとおりの姿だった」と語った。

「バイス」は、4月5日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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STしん @STshin_96

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