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大森南朋×AKIRA共演作の主題歌はATSUSHIが歌う童謡「この道」

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左から時計回りにATSUSHI、大森南朋、AKIRA。

左から時計回りにATSUSHI、大森南朋、AKIRA。

大森南朋AKIRAが共演する「この道」の主題歌として、EXILE ATSUSHIが歌う童謡「この道」が使用されていることがわかった。同曲を使用した特報がYouTubeにて公開されている。

詩人・北原白秋と作曲家・山田耕筰の友情を描く本作。白秋を大森、山田をAKIRAが演じたほか、柳沢慎吾松重豊羽田美智子貫地谷しほり松本若菜が共演に名を連ねる。「半落ち」の佐々部清が監督を務めた。

作詩を白秋が担当し、作曲を山田が手がけた童謡「この道」。カバー版の編曲は武部聡志が担当しており、ATSUSHIがカバーした童謡が映画主題歌に起用されるのは今回が初めてとなる。ATSUSHIは「この歴史的な童謡を歌えることにまず、感動と喜びを感じます。歌ってみると、意外に変拍子が入っていたり、難しさもあったのですが、日本の原風景が勝手に思い浮かんでくる感覚には驚きました」と語った。また、本作の音楽を担当する和田薫は「日本人にとって童謡とは、心の故郷であり、私たちの音楽の原点です。その礎を築き、日本音楽の黎明期を共に歩んできた北原白秋と山田耕筰は、我々作曲家にとってレジェンドでありヒーローです」とコメントしている。

「この道」は2019年1月11日より全国で公開。

EXILE ATSUSHI コメント

「この道」を唄ってみて

この歴史的な童謡を歌えることにまず、感動と喜びを感じます。歌ってみると、意外に変拍子が入っていたり、難しさもあったのですが、日本の原風景が勝手に思い浮かんでくる感覚には驚きました。
そして、“あぁ そうだよ”というフレーズが毎回出てくるのですが、同じフレーズでも、頷く感じの“あぁ”もあれば、驚いた“あぁ”もあります。そして過去に想いを馳せる“あぁ”と、幸せなため息の“あぁ”……。
すべての“あぁ”に違った感情と想いを入れるのがとても感慨深く、この歌の素晴らしさを感じながら歌うことができました。

童謡とは

歌うたびに、細胞やDNAが震える感覚というか、自分が日本人であることへの誇りや、感謝などを感じるものです。
新しくできた曲とはまた少し違い、歴史も感じますし、その楽曲を作られた先人の方々の、とても深い想いを感じます。

観客へのメッセージ

童謡や、美空ひばりさんの楽曲を歌わせていただくようになってから、自分の音楽への想いがまたさらに深いものになりました。
この映画を観ていただき、“この道”を聴いていただいて、また日本の素晴らしさや、先人の方々の想い、そしてATSUSHIの想いにも感じていただきながら、みなさんの人生に照らし合わせて、聴いていただけたら嬉しいです。

武部聡志さん コメント

ATSUSHIとのセッションではいつも彼の圧倒的な声力(こえぢから)に驚かされる。これまでにいくつかのカバー作品を共にしてきたが、ATSUSHIの声が持つ、あたたかさ、甘さによって楽曲がオリジナルとはまた違った「輝き」を放つのだ。今回、日本人なら誰もが一度は口ずさんだ事のある、童謡の名曲中の名曲「この道」。ATSUSHIの情感たっぷりの、かといって唄いあげ過ぎない抑揚の効いたヴォーカルによって、今この時代に生まれた新曲のような「輝き」を持った作品に生まれ変わったのではないだろうか。この作品をきっかけに、日本のトラディショナルソングである童謡に再びスポットライトが当たる事を期待している。

佐々部清 コメント

この道」は子供の頃から、いろんな歌手や合唱団などで歌われてきた曲です。僕も中学の頃、同級生たちと歌った記憶があります。いろいろな「この道」を聴いてきました。
ATSUSHIさんの「この道」は聴いたことのない「この道」でした。
道がテーマなので、地面を強く踏みしめるような感覚を感じたいのです。混声合唱などが合うのでしょうか。けれども、今回の「この道」は宙を歩いている感覚。でもフワフワしているわけでなく、強いのです。不思議な感覚です。白秋と耕筰の「この道」がまた新しく蘇ったように思います。

和田薫 コメント

日本人にとって童謡とは、心の故郷であり、私たちの音楽の原点です。その礎を築き、日本音楽の黎明期を共に歩んできた北原白秋と山田耕筰は、我々作曲家にとってレジェンドでありヒーローです。しかしその創作活動の苦労苦難は「産みの苦しみ」だけでなく、日本音楽の創世という十字架も背負っていました。それまでの伝統邦楽から音楽への進化は、まさに“夜明け”の時代の象徴であり、日本音楽の歴史そのものです。佐々部清監督との初タッグの映画「この道」、レジェンドの二人が如何に童謡を生み出していくか、人間味溢れる展開をご期待下さい。

(c)映画「この道」製作委員会

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