マシュー・マコノヒー、「ダークタワー」役作りで「時計じかけのオレンジ」を参考に

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ダークタワー」より、キャストであるマシュー・マコノヒーのコメントが到着した。

「ダークタワー」

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「ダークタワー」

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スティーヴン・キングの小説が原作の本作は、米ニューヨークに住む少年が夢に導かれて入り込んだ“時空を超越する荒廃した異世界”を舞台にする物語。現実世界と密に結び付く異世界で、世界の支柱と言われる“タワー”を巡り、イドリス・エルバ演じる凄腕の銃使い“ガンスリンガー”ローランドと、マコノヒー扮する世界の崩壊を目論む”黒衣の男”ウォルターが戦いを繰り広げる。

「これまでの俳優人生を振り返っても、今回のような役柄は初めてだったよ」と述べるマコノヒーは「黒衣の男を演じるにあたって、『時計じかけのオレンジ』の主人公アレックスを参考にした。このキャラクターは風変わりで、混沌と無秩序を楽しんでいた。そして同じように黒衣の男もただの邪悪な悪役ではなく、自身を“悟りを開いた聖職者”と考えていると思ったんだ」とスタンリー・キューブリックの映画を引き合いに出して語る。

魔術によって異なる場所へ一瞬で移動し、物体を自由に動かせるほか、人の心をも操れるウォルター。マコノヒーは「黒衣の男にとって、人を殺して苦痛を与えるにはさまざまな方法がある。素早く大規模な破壊を起こすのかもしれないし、ゆっくりじわじわといたぶり殺すのかもしれない。そして、誰かの偽善行為を暴露して、自滅に追い込むことだってできる。そんな彼の邪悪さを考えるのは面白かった」とさまざまな能力を持つウォルター役を楽しんだことを明かす。

原作者のキングは「マシュー・マコノヒーが、小説を書いているときに想像していた通りの徹底した悪役を演じてくれた。細身で力強く、カラスの羽のように黒い髪と燃えるような目をしていて、見た人が恐怖で後ずさりするような最高の演技だったよ」と絶賛している。

ニコライ・アーセルが監督を務めた「ダークタワー」は、1月27日より全国ロードショー。

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