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本作は、メキシコから“自由の国アメリカ”へ不法入国を試みる移民たちと、彼らを狙う正体不明の襲撃者の姿が描かれるサバイバルスリラー。映像では、制作のきっかけを問われたホナスが、10年前に旅行で米アリゾナ州を訪れた際のエピソードを語る。「当時のアリゾナでは不法移民を厳しく取り締まる移民法が掲げられ始めていて、移住者や外国人労働者に対する憎悪があふれていた。だから“社会としての憎悪”がどんな結果をもたらすかということを映画で描きたいと考えた」と明かす。
一方、ベルナルは本作の脚本で気に入った点を「主人公たちが絶対に逃げ出さなければならない状況下に置かれること」とコメント。さらに「その性質は1970年代や1980年代初頭のアクション映画に似ている。目の前にある問題がアクション、そして映画を通して描かれる」と語った。
また映画監督アルフォンソ・キュアロンの息子であるホナスは、父から「とても面白いコンセプトだ。私もこんな映画を作りたい」と言われたことを述懐。そして本作の砂漠での極限状態を宇宙に置き換えた映画が「ゼロ・グラビティ」であることを指摘している。
「ノー・エスケープ 自由への国境」は5月5日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
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白狐 @ninetailsfox63
「ゼロ・グラビティ」の元ネタ?「ノー・エスケープ 自由への国境」特別映像が公開 - 映画ナタリー https://t.co/DaKXk8jJni
アルフォンソ・キュアロンか。
この人の映画は、本当に呼吸できなくて苦しくなる。2時間もあれば劇場で呼吸困難になるわ。