「キングコング：髑髏島の巨神」サミュエル・L・ジャクソンのコメント到着

「キングコング：髑髏島の巨神」より、プレストン・パッカード役を務めたサミュエル・L・ジャクソンのコメントが到着した。

ジョーダン・ヴォート＝ロバーツが監督を務めた本作は、巨大モンスター・キングコングが住む髑髏島を舞台に展開するアクションアドベンチャー。ジャクソンのほかトム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、ジョン・C・ライリーが出演している。

ベトナム戦争に従軍し勝利のために全身全霊を捧げるも、祖国アメリカの敗北という不本意な結末を迎えたパッカード。彼は“スカイデビルズ”と呼ばれる経験豊かな航空部隊を率いて、髑髏島の調査隊に同行することになる。

ジャクソンはパッカードについて「自分の部下たち全員が無事に故郷に戻れると喜んでいたが、戻る前に一緒に最後のフライトをするチャンスをつかむ。戦争に負けたと人は言うけれど、自分たちは放棄しただけだと彼は反論する」と述懐。「パッカードは自分の部下たちに勝利を味わってほしいと思っている。そしてこの任務が彼らをヒーローにし、勝利を携えて故郷に戻るチャンスだと考えるんだ」と説明する。

さらに、ジャクソンは「ベトナム戦争を終えたばかりで、何も信じられず、自分たちの居場所もよくわかっていない少数の兵士たちを、この神秘の場所に連れて行くというアイデアが気に入った」と本作の設定を称賛。そして「この映画は人間対自然というテーマを描いているわけではないし、コングはただ巨大なだけの動物じゃない」と述べつつ、「この映画のコングはハリウッド史上もっとも巨大なコングだ。俺は観客に、理性を持ちながらも獰猛な30mの生き物を見上げる感覚がどんなものなのか実感してほしい」と語っている。

「キングコング：髑髏島の巨神」は3月25日より公開。なおジャクソンはヒドルストン、ラーソンとともに来日し、3月15日に東京・新宿歌舞伎町で開催されるジャパンプレミアに出席する。

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