ジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソン、S・キング原作「セル」で化学反応

「キャリー」「シャイニング」などで知られる作家スティーヴン・キングが自ら脚本も手がけた「セル」。本作の出演者であるジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソン、そして監督トッド・ウィリアムズのインタビュー映像がYouTubeにて公開された。

本作は、携帯電話を使用していた人々が突然暴徒化し、パニック状態となった空港から脱出した男のサバイバルを描くパニックホラー。主人公のコミック作家クレイをキューザックが、彼に協力する地下鉄の車掌トムをジャクソンが、少女アリスを「ハンガー・ゲーム」のイザベル・ファーマンが演じた。

インタビュー動画では、キューザックとジャクソンがそれぞれ演じた役の人物像を説明する。またウィリアムズは、彼ら2人の俳優としてのタイプについて言及。「直感を大事にする」キューザックと「緻密で正確な演技の」ジャクソンを比較し、「2人のぶつかり合いが見事な効果を生んだよ」と語った。さらに「ジョンが現場でアイデア出しなどする一方で、ジャクソンの演技に対するアプローチはまた違った。原作を読み込んで現場にばっちり準備して臨むタイプ。ほかの共演者のセリフも覚えたりね」ともコメントを寄せており、2人の競演を存分に楽しんだ様子をうかがわせている。

「セル」は、2月17日より東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国でロードショー。