VHSビデオ機の生産から国内勢最後の船井電機が撤退

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船井電機がVHS方式の家庭用ビデオテープレコーダーの生産を7月末で終了する。

地上デジタルチューナー内蔵ビデオ一体型DVDレコーダー「DXR170V」

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パナソニックなどの家電メーカーはすでに本事業から手を引いており、船井電機だけが生産を続けていたが、市場の縮小や主要部品の調達が困難になったため、このたび撤退が決まった。国内家電量販店などでの販売は子会社のDXアンテナが行い、“DXブロードテック”ブランド機種の在庫がなくなり次第終了となる。船井電機によると再入荷の予定はなく、修理等のアフターサービスは継続して行われるという。

船井電機は1983年からビデオテーププレーヤー、1985年からビデオテープレコーダーを生産。ピーク時の2000年前後には年間1500万台以上を販売し、当時の米国シェアの7割を占めていた。2015年の販売台数は75万台だった。

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読者の反応

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澤水月 @suigetusawa

ついに船井が…部品調達の問題なので、悪趣味ビデオを救ってもどんどん観られなく。「悪趣味ビデオ学入門」に並ぶZ級を誰がデジタル化してくれる? 後書き惜別がいよよ重い>VHSビデオ機の生産から国内勢最後の船井電機が撤退 - 映画ナタリー https://t.co/2CORa3z9UZ

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