金子雅和監督作「アルビノの木」公開、“白鹿様”駆除を命じられた若者の苦悩描く

金子雅和が監督を務めた「アルビノの木」が、7月16日より劇場公開される。

金子の「すみれ人形」に続く長編第2作にあたるこの映画では、害獣駆除に従事する若者が、村で特別な存在とされてきた1頭の鹿“白鹿様”を撃つため苦悩する姿を通し、自然と人間の物語を描く。ゆうばりファンタスティック映画祭2016や第6回北京国際映画祭の注目未来部門で正式上映された。

出演は、「すみれ人形」の松岡龍平、モデルの東加奈子、現代美術家の松蔭浩之、「SHARING」の山田キヌヲ、長谷川初範ら。

「アルビノの木」は、東京・テアトル新宿にて2週間限定レイトショー。