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「吉本新喜劇」のオリジナル演目「西遊喜」の“その後”を描いた本作。新喜劇特有のギャグをふんだんに盛り込みつつ、現代の台湾にタイムスリップした三蔵法師一行による珍道中を追う。すっちーが三蔵法師、吉田が孫悟空、松浦が沙悟浄、酒井が猪八戒を演じ、その他出演者にも池乃めだか、末成由美、烏川耕一、川畑泰史、辻本茂雄、Mr.オクレら新喜劇おなじみの面々が並ぶ。
上映前に行われた舞台挨拶で見どころを聞かれたすっちー、松浦、酒井の3人は「凄惨な殺人シーンがあるのでお子さん大丈夫かな?」「始まって5秒ほどのところで素っ裸で駆け抜けるシーンがあります」「ビルとビルの間にワイヤー通して歩くところがあって……」「エンディング間近に一瞬だけハリソン・フォード出てきます」などとボケを連発。「次お前の番やで?」と振られた吉田が「何もないわ!」と小気味よくスカして、新喜劇さながらのにぎやかな掛け合いを繰り広げる。
台湾で撮影が行われた本作について酒井が「この映画、なんと台湾で3日で撮り終えました!」と急ピッチで撮影したことを明かすと、すっちーも「NGくさいなっていうところでも監督が『OK!』って」と冗談を交えつつ撮影時を振り返る。素の表情をカメラに収められてしまったという松浦は「急に何か気の利いたこと言わなあかん人間の慌てっぷりをご覧ください!」とアピール。また全編に新喜劇のギャグがちりばめられていることに触れ「台湾の人々の表情、戸惑いにも注目してください」と述べ、会場の笑いを誘う。
イベントではすっちー扮するすち子と松浦による映画のエンディング曲「パンツミー」も披露。キーをあわせるために松浦が「フゥー」と声を出し、ほかの3人全員を「くっさ!」と悶絶させる流れに会場は笑いに包まれる。また終盤には、1月26日に誕生日を控えるすっちーをサプライズでお祝いする一幕も。当日ではなかったことから、誰を祝っているのか察知できなかったすっちーは、他人事のように「ハッピバースデートゥーユー」と一緒になって歌唱。ケーキが運ばれてくると、ろうそくの火を消そうとする松浦と、またしてもその吐息を臭がる3人のお約束のやり取りで会場の爆笑をさらった。
「よしもと新喜劇 映画『西遊喜』」は全国で順次公開。
すっちーの映画作品
リンク
- よしもと新喜劇 映画「西遊喜」公式サイト
- 吉本新喜劇 公式サイト
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