平成生まれの新鋭・高畠エナガの短編集発売、新連載も始動

新鋭・高畠エナガのデビュー単行本となる短編集「Latin」が、本日4月25日に集英社より発売された。

高校生の頃から「会長エナガ」のペンネームでウェブ上にマンガを掲載し、コミティアなどで活躍してきた、1989年生まれの高畠。「Latin」には、捨てられたアンドロイドと大学生の同居生活を描いた表題作をはじめ、亜人の少年と巨大ロボットに出会う妖精の少女を描いたファンタジックメカアクション「雪原（ゆき）のネストーレ」、人の姿をした猫たちが暮らす猫又荘を描いた「猫又荘の食卓」、天使に憧れる悪魔の少女を描いた「Reversi」の4作品が収録されている。それぞれジャンプスクエアの別冊付録「SDMP スーパーダッシュ漫画プログラム」やスーパーダッシュ＆ゴー！（ともに集英社）に掲載された読み切り群だ。

COMIC ZINとアニメイトでは購入特典も用意されている。おまけの特典とは思えないほどの筆致で描かれたイラスト、気になる人はぜひ手に入れてほしい。また特設サイトでは、試し読みページも公開されている。

なお本日発売されたスーパーダッシュ＆ゴー！6月号では、高畠の新連載「100-HANDRED-」がスタートした。こちらは地表の98%が砂漠になった未来を舞台に、太古の人類が残した「箱」の鍵を持つ少年と、用心棒のアンドロイド・100（ハンドレッド）を描いたバトルアクションだ。