まるで“ナニカ”に包まれているような感覚
今年7月から9月にかけて全12話が放送され、第2期の制作も決定している「光が死んだ夏」。「TVアニメ『光が死んだ夏』展」は、「丹砂山」「山久」「教室」「光の家」「希望ヶ丘」「佳紀の部屋」「図書館」「海」のエリアとグッズショップで構成される。アニメの場面カットと複製原画、設定画、そしてモノローグを切り取ったテキストとともに、ヒカルと向き合っていく中で変化する佳紀の心情にスポットを当て、アニメのストーリーを辿っていく。
「シャワシャワ」という劇中の効果音が誘う「丹波山」の出口を抜けると、山久商店を再現したフォトスポットが出現。佳紀とヒカルのスタンディとともに、ベンチに座って撮影が楽しめる。続く「教室」のコーナーでは、佳紀たちの教室が登場。モニターにはアニメ第3話で描かれた、印象的な佳紀とヒカルの教室での一幕が映し出される。ヒカルの中の“ナニカ”が佳紀に流れ込んでくるシーンに差しかかると、周囲は一変。プロジェクター4台からその映像が広がり、佳紀と同じように“ナニカ”に包まれているような感覚が味わえる。
メンチ兄貴が「ニャー」と鳴く
「希望ヶ丘」のコーナーでは、ベンチに座った野良猫のメンチ兄貴がお出迎え。背中をそっと撫でると「ニャー」と鳴き、撫で続けると“とある仕かけ”が施されている。「図書館」のコーナーでは、アニメ第8話で描かれた希望ヶ丘周辺の地図のほか、クビタチ村のファミリーレストラン・あめりかを再現したスポットもお目見え。希望ヶ丘周辺の地図のスポットでは、キャラクターボイスとともに流れるテロップと、地図を指し示すスポットライトのよって、2人が真相に迫っていくさまを臨場感たっぷりに演出されている。また、あめりかのスポットでは、花火が刺さった巨大パフェ「あめりかメガDXマウンテン」を囲みながら、写真を撮ることが可能。フラッシュ撮影を行うと、片側の窓に“ケガレ”が現れるギミックも体験できる。
「海」のコーナーには、夕焼けの海を背景に、佳紀とヒカルのスタンディを設置。側にあるオオサンショウウオを手に持ち、思い出となる瞬間を収められる。なお会場内のいたるところに作中のアイテムなどが展示されているので、見つけてみてほしい。
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TVアニメ「光が死んだ夏」展
期間:2025年11月14日(金)~12月7日(日)
時間:11:00~20:00 ※最終入場19:30
会場:東京都 池袋・サンシャイン60展望台てんぼうパーク内イベントスペース
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【イベントレポート】「光が死んだ夏」展、“ナニカ”に包まれる感覚味わえる メンチ兄貴はニャーと鳴く
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