焼け野原の大阪で他人の赤ん坊の家族を捜す、戦後を舞台に人々の交流描く短期連載

達磨かえる元帥の短期集中連載「荒野の君へ」が、本日10月24日発売のビッグコミック21号（小学館）でスタートした。

太平洋戦争の敗戦から間もない大阪を舞台にした「荒野の君へ」。母を戦争で失った少女・エミは、焼け野原になった市中で泣き叫ぶ赤ん坊を見つける。エミは赤ん坊にキミと名付けて、キミの家族を捜すことに。その中で母と弟のせーじを捜す少年と出会い、偶然にもせーじと邂逅するのだが、彼の母だと主張する見知らぬ女性がそばにいて……。エミと戦後をたくましく生きる人々の交流、キミの家族捜し、そしてエミの行く末を全5回にわけて描いていく。