コラボビジュアルは、明日9月13日より9日間にわたって、日本では18年ぶり、東京では34年ぶりに「東京2025世界陸上」が開催されることに合わせて公開されたもの。同ビジュアルには、男子4×100mリレー日本代表のサニブラウン アブデルハキーム選手と桐生祥秀選手、女子1500m・5000m日本代表の田中希実選手、女子やり投日本代表の北口榛花選手の姿が切り取られた。キャラクターデザイン・総作画監督の小嶋慶祐が各選手の競技中の姿からイメージを膨らませ、描き下ろしている。
また入場者プレゼントに用意されたのは、魚豊が描き下ろした「色紙風カード」。第1弾には、トガシと小宮、第2弾には財津と海棠のイラストがそれぞれ収められている。
この発表に伴い、サニブラウン、桐生、田中、北口の4選手からは、「ひゃくえむ。」の魅力と、「東京2025世界陸上」に向けたコメントが到着。さらに、陸上競技指導・スポーツ解説の朝原宣治氏、QuizKnockの
「ひゃくえむ。」は小学生時代に出会った、生まれながらに足の速さを持ったトガシと、彼から走り方を教わった小宮が、次第に100m走を通してライバルとも親友とも言える関係になっていく物語。トガシ役を
朝原宣治(陸上競技指導・スポーツ解説 / 北京五輪 男子4x100mリレー銀メダリスト)コメント
この物語では、個性的なキャラクターたちが100mというシンプルな競技に命懸けで挑んでいく姿が描かれていきます。
その姿を通じて、陸上競技者が抱える葛藤や苦悩、そして喜びがたくさんの人たちに伝わってくれることを願っています。
ぜひ映画館で、彼らが抱える様々な思いを感じてください!
伊沢拓司(QuizKnock)コメント
静と動、その対比が際立っていた。混沌とした「静」の世界で皆が悩み、しゃべり、もがく。そしてその混迷すべてが、人類最速の純粋な「動」によって一瞬で吹き飛ぶ。走り終えた彼らの背中が、とても美しかった。
石井寛子(競輪選手)コメント
誰かの言葉とか、先輩の背中、後輩の追い上げなど関係無しに、ただただ楽しかった頃の自分を思い出して走る。
今追い込まれている私にブッ刺さりました。初心を思い出させてくれる映画です。
ISO(ライター)コメント
魂を燃やし走る選手たちの様子はさながら本物の陸上競技で、それをあり得ないほどに近くから追う稀有な映像体験。スクリーンの向こうの男たちの勝利を本気で祈り、呼吸を忘れ、見つめる数秒間。全身に熱を帯びるこの興奮を何と表せばよいのか。「THE FIRST SLAM DUNK」に勝るとも劣らないスポーツアニメ映画の極北がここに生まれた。
江里口匡史(陸上競技指導 / 日本選手権男子100m4連覇)コメント
陸上100mをやっている人には、いろいろなことを考えながらやっている人が多いんです。「ひゃくえむ。」はキャラクターたちが様々な考えを持って走っていることが描写されていて、すごい作品だなと感じました。100mを経験したことある人にも、そうでない人にも「最高の映画だ」と言える作品ですので、ぜひ楽しんで観ていただけると嬉しいです。
カナメストーン 山口誠コメント
かなりのトガシと小宮だった。
本当の100m走より面白い。観終わった後観客全員興奮状態になっていた。
これから観るみんなは、位置について用意オンユアマークセットの時の無音静寂緊張緊迫に耐える事が出来るか?
カナメストーン 零士コメント
人生をかけてやったことでも「満足のいく瞬間」を味わえるのはほんの数回! いや1回かもしれない! 0回かも!
それでも人生をかける! 最高!!
北口榛花(陸上選手 / 女子やり投)コメント
アスリートの一瞬にかける想い、そして、それぞれのストーリーが凝縮されている作品でした。
種目は違いますが、「自分の原点は何か」を思い出すきっかけになりました。
私も、皆さんが息をとめてみるような、そんな投擲をしたいと思います。
桐生祥秀(陸上選手 / 男子100m、4×100mリレー)コメント
自分もまた限界を超えたいと思えるような作品でした。挑戦し続ける事を大切にしたい。
自分らしい走りで会場を沸かせたい。世界の舞台で思い切り楽しみ、今年最高の走りを。
サニブラウン アブデルハキーム(陸上選手 / 男子100m、4×100mリレー)コメント
陸上含め、人生について結構リアルでした。100mは弱肉強食で何が起こるか分からない。人生を懸けて勝負しています。
映画から、陸上が楽しい、一番早く走りたいという初心を思い起こされました。
SYO(物書き)コメント
好きや得意──人生の糧/術に出会ってしまった人間は残りをガチで生ききる宿命を課せられるのかもしれない。
それを幸福とは断言できない。結果が伴うとも限らない。だがきっと充実はある。だから走るだけだ。熱のままに。
実写以上に血の通った、極上のアニメーションを味わえ。
田中希実(陸上選手 / 女子1500m、5000m)コメント
種目は違えど、走りの一瞬一瞬にかける思いに重なる部分が多く、勇気を頂きました。陸上競技の枠に留まらず、本気で何かに向き合った人であれば必ず分かるシーンに出会えると思います。登場人物それぞれの人生、そして本能を走りに凝縮させ、競走で一気に昇華させる様子には、アニメだからこそ再現できる理屈を超えたリアリティを感じました。
東野幸治コメント
大好きな魚豊先生の漫画「ひゃくえむ。」を大好きなアニメ「音楽」の岩井澤健治監督がアニメ化!!
去年なら「ルックバック」と同じぐらい面白い! 今年なら「国宝」と並び群を抜いてます。
出たな!最高傑作。絶対に、もう一度、劇場で観ます! エグいぐらい面白い!!
藤津亮太(アニメ評論家)コメント
うなる描線と心を揺さぶる音楽で綴られるのは、トラック上で交錯する男たちの生き様。100m先のゴールの向こう側で彼らを待つものはなにか。栄光、孤独、生活、人生。それとも、なにも待っていないのか。その答は映画を見た人の数だけある。劇場で、あなたのその目で“答”を確かめてほしい。
マユリカ 中谷コメント
人物のメンタル演出が痺れる……! 表情、所作、声の実在しそうな人間臭さ、キャラが走っている時こちらも気付けば歯を食いしばって同じ表情をしている!あとあんなに貫禄のある海棠選手と僕がほぼ同世代っぽいのが信じられません。
三田麻央コメント
足がトラックを押し出す音、選手達の呼吸音、そして最高の劇伴で彩られたスタート前の緊張感。映画館でしか味わえないリアルがそこにはありました。極上の没入感を、でっかいスクリーンで、最高の音響で、是非体験してください!!
もう中学生コメント
何度もなぬー!!となる作品でした。そして、陸上部だったあの頃を思い出させてくださりありがとうございました。たっぷり、ためになったねぇ~。
吉川きっちょむコメント
漫画のコマに閉じ込められていた一瞬が、スクリーンの中で躍動していてその熱量に血液が沸騰!
挫けそうな心を哲学で支え、絶え間なく襲い掛かる現実を「速さ」でぶっ飛ばし、到達点で輝く生のきらめきに痺れました!
劇場アニメ「ひゃくえむ。」
2025年9月19日(金)全国公開
スタッフ
原作:
監督:岩井澤健治
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
美術監督:山口渓観薫
音楽:堤博明
プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜
アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
製作:『ひゃくえむ。』製作委員会
配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース
キャスト
※種崎敦美の崎はたつさきが正式表記。
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