遠藤達哉が「魔女の宅急便」文庫版カバーイラストを描き下ろし、キキが夜空を駆ける

「SPY×FAMILY」で知られる遠藤達哉が、角野栄子の児童文学「魔女の宅急便」福音館文庫版第1巻のカバーを描き下ろした。描き下ろしカバーが付いた文庫は、2月3日から期間限定で順次販売される。

1985年に刊行された「魔女の宅急便」は、今年で刊行40周年を迎え、福音館文庫版全6巻の表紙がリニューアルされる。遠藤が手がけたカバーには、箒で夜空を飛ぶ魔女の少女・キキが描かれた。遠藤は「中学生ぶりに作品を読み返したのですが、あの頃には気づけなかった優しさや温かさがたくさんたくさん詰まっていて、思わず涙が出ました」とコメントしている。

2月3日から4月30日の期間中は、福音館文庫の単行本または文庫版「魔女の宅急便シリーズ」を2冊以上購入すると参加できるプレゼントキャンペーンを実施。購入時のレシート画像を専用ページからアップロードすると、角野のサイン入り「キキとジジ 魔女の宅急便 特別編その2」や、オリジナルノート2冊セット、遠藤のカバーイラストを用いたクリアファイルが抽選で当たる。

遠藤達哉コメント

「魔女の宅急便」40周年おめでとうございます！
イラストを描くにあたり中学生ぶりに作品を読み返したのですが、あの頃には気づけなかった優しさや温かさがたくさんたくさん詰まっていて、思わず涙が出ました。こんなに素敵で、長く愛され続けている作品に携わることができて、本当に光栄で、嬉しい限りです。
角野栄子さま、福音館書店さま、素敵な機会をくださり誠にありがとうございました。

角野栄子コメント

1985年、「魔女の宅急便」の第1巻が出てから40年、長いあいだ多くの方に愛され、本当に幸せです。キキと一緒に、あっ、ジジも一緒にね、深く、深く感謝を申し上げます。ありがとう！
この40周年記念の年に、人気の漫画家、遠藤達哉さんが文庫のカバーに絵を描いてくださいました。夜空を飛ぶキキ！ 元気みなぎるキキをお楽しみください。
素敵なプレゼントが当たるキャンペーンもありますよ。