「九龍ジェネリックロマンス」不穏な空気流れるPV、追加キャストに置鮎龍太郎ら決定

眉月じゅん原作によるTVアニメ「九龍ジェネリックロマンス」の放送時期が2025年4月に決定。追加キャスト、ティザービジュアル、第1弾PVが公開された。

「九龍ジェネリックロマンス」は、ノスタルジー溢れる街・九龍（クーロン）の不動産屋で働く鯨井令子（くじらいれいこ）を軸に描くミステリーラブロマンス。令子が思いを寄せる職場の先輩・工藤発（くどうはじめ）に、自分と瓜二つの婚約者がいたのを知ったことから、失くした記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な秘密が明らかになっていく。原作は週刊ヤングジャンプ（集英社）で連載中。アニメでは白石晴香が鯨井令子役、杉田智和が工藤発役を演じる。

追加キャストには蛇沼みゆき役に置鮎龍太郎、タオ・グエン役に坂泰斗、楊明役に古賀葵、小黒役に鈴代紗弓が決定。またスタッフ情報も解禁され監督を岩崎良明、シリーズ構成・脚本を田中仁、キャラクターデザインを柴田由香、美術監督を金子雄司が務める。アニメーション制作にはアルボアニメーションが名を連ねた。置鮎、坂、古賀、鈴代、岩崎監督からはコメントも寄せられた。

ティザービジュアルには、九龍の路地裏にたたずむ鯨井令子と工藤発の姿が描かれた。PVには蛇沼みゆき、タオ・グエン、楊明、小黒らキャストが解禁されたキャラクターたちが次々に登場。ノスタルジー溢れる街・九龍城砦で暮らす工藤や令子、そして令子の友人である楊明や小黒ら住民たちの日常が映し出される。映像が進むと突如不穏な展開に。自分とまったく同じ容姿をした女性が工藤と肩を寄せ合う写真や、怪しげな蛇沼やグエンといった新キャラクターが姿を見せさらに謎が深まっていく。

TVアニメ「九龍ジェネリックロマンス」第1弾PV

置鮎龍太郎（蛇沼みゆき役）コメント

以前、イメージPVみたいなものの音声収録に関わっていましたが、有り難い事にアニメ版にも出演させていただける運びとなりました。
閉ざされた仮初めの九龍、どんな雰囲気で映像化されるのか、楽しみですね。
実写映画も発表されていたり、かなり話題になりそう！
それぞれの表現方法やまとめ方が気になって仕方ない。
是非ご注目いただけると幸いです。

坂泰斗（タオ・グエン役）コメント

まずとても印象に残っているのが、今作のアフレコでは、休憩時間キャスト間で物語の考察や言葉の意図を考える会話が止まらなかったという事です。
それ程までに、この作品の持つ繊細でどこかノスタルジーを感じる九龍の空気感に全員が引き込まれ、全員で同じ空気を共有できていたのかなと感じています。
今回演じますグエンは、物語の鍵を握りつつも彼自身もまた何かを求め行動する。
成熟し切ってはいない等身大の青年です。
彼がどの様に物語に関わってくるのかも是非注目して頂きたいです。
見る人によって、感情移入できるキャラクターや見え方が変化する
『大人のラブロマンス』を是非お楽しみ下さい！

古賀葵（楊明役）コメント

楊明の声を担当します、古賀葵です。
原作に触れて、こんなに知りたいのに知りたくないと思ったのは初めてです…！
それくらい夢中になれて、物語に没入できる作品です。
楊明は、居るだけで自然と周りが明るくなるし、
なぜか楊明がくれる言葉や表情は全部素直に信じられる、
そんな気持ちにさせてくれる子です。
アニメーションとして、キャラクター達がどんな風に生きていくのか
楽しみにしていてください！

鈴代紗弓（小黒役）コメント

小黒役を務めさせていただきます、鈴代紗弓です！
原作を拝見した際、圧倒的に美麗な絵と今作にしか出せない空気感がたまらなく魅力的で、一気に心を掴まれました。元々眉月先生の他作品も拝見したことがあり大好きだったので、小黒役の合格連絡をいただいた時はとても熱が高まったのを覚えております。
自分らしさとはなんなのか、そもそも本当の自分とはなんなのか……。
いろんな人の感情が混在する九龍の世界で、小黒はどのように生きるのか、是非ご覧いただきたいです。よろしくお願いいたします!!

岩崎良明（監督）コメント

この度、アニメ「九龍ジェネリックロマンス」の監督をさせていただく事になりました岩崎です。工藤や令子達を巡るラブロマンスやサスペンス要素、それらを包み込む九龍城砦の建物や住人の生活のディープな雰囲気など魅力がいっぱいのこの原作をアニメーションで表現するべくスタッフ一同頑張っています！観ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。どちらの現場の見学もさせていただいたのですが、胸が熱くなることが沢山ありました。この熱い想いが皆さんに届く日が待ち遠しいです。お楽しみに！