「杖と剣のウィストリア」スタッフ陣の熱意ほとばしる映像に天崎滉平ら感動

大森藤ノ、青井聖原作によるTVアニメ「杖と剣のウィストリア」のイベントステージが、本日3月24日に東京ビッグサイトで行われた「AnimeJapan 2024」内で開催された。イベントにはウィル役の天崎滉平、エルファリア役の関根明良、コレット役の天野聡美、シオン役の水中雅章が登壇し作品に関するトークを繰り広げた。

天崎は作品名の「ウィストリア」にかけて「ウィス！」と挨拶しながら登場。MCより「杖と剣のウィストリア」の世界観についての説明が行われると「現実にはない世界だがなじみやすい」と感想を述べる。また自身が演じるウィルについて、周囲から無能扱いされるも「彼自身はくさっていない」部分が魅力的だと力説した。またステージ衣装がほかのキャスト陣と異なりカラフルだった関根は、まるで自身が魔法使いにとっての最高の称号“至高の五杖（マギア・ヴェンデ）”であることを表しているかのようだと興奮気味に語った。

天野は自身が演じるコレットのことを「繊細な魔法の制御が大の苦手だから、パワータイプじゃないかなって思っている」と述べる。またウィルを目の敵にしているクラスメイト・シオンを演じる水中は、シオンのことを「知るにつれてだんだんと印象が変わっていくようなキャラクター」だと表現した。

その後「杖と剣のウィストリア」の“推しどころ”を紐解くコーナーへ。“推しどころ”のひとつとして豪華なスタッフ陣が挙げられる。キャスト陣はそんなスタッフ陣の熱意ほとばしる映像を観て口々にすごかったとその感動を述懐した。また戦闘シーンがたくさんあることから天崎はアニメのカット数が「すごいことになっている」と話し、その展開の速さに「台本のページをめくるのが間に合わなくなるときがある」と明かした。

続いて「物語の“凄さ”を知るために覚えて帰ってほしい3つの謎」、というテーマでトークが繰り広げられる。物語の舞台である魔法至上主義の世界や、塔の上で過ごしながらも最年少で“至高の五杖（マギア・ヴェンデ）”となったエルフェリアの謎、そんなエルフェリアとウィルの関係性など、未だ数多く謎に包まれる「杖と剣のウィストリア」の世界についてトークが繰り広げられた。

その後追加キャストやメインビジュアルが解禁となり、最後の挨拶へ。水中は現場の熱量の高さを感じているそうで、「臨場感溢れるアニメになるのでは」と完成度の高さに期待を寄せる。もともと原作マンガを読んでいたという天野は「繊細かつ深いストーリーが大好き」だと述べ、アニメにもそれらの要素を反映させていきたいと意気込む。そしてキャラクターたちの魅力や個性が溢れる作品だと力説したのは関根。最後に天崎が「これから迎える放送を楽しみに待っていてほしい」と呼びかけ、イベントは閉幕した。

「杖と剣のウィストリア」は一人前の魔導士をめざして魔法学院に入学した主人公ウィル・セルフォルトを主人公とするファンタジー。“魔法がまったく使えない”という魔導士として致命的な弱点があるウィルが、魔法至上主義の世界で戦い抜くさまが描かれる。7月よりTBS系全国28局にて放送予定だ。

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