寺島拓篤とスフィア登壇のAT-Xブース、スフィアはキャンピングカーで15年振り返る

6

260

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 83 158
  • 19 シェア

「AnimeJapan 2024」内AT-Xブースにて、寺島拓篤スフィアがそれぞれ登壇するステージが去る3月23日に開催された。寺島はAT-Xで放送されている番組「とにかくゆるく過ごしたい!」を、スフィアは、AT-Xの新サービス・AT-DXの新番組「#アニバ声優~記念に〇〇してみた~」を紹介した。

AT-Xブースで開催されたスフィアのステージの様子。

AT-Xブースで開催されたスフィアのステージの様子。

大きなサイズで見る(全8件)

寺島拓篤がアニメを好きになったきっかけは緑川光

寺島拓篤

寺島拓篤[拡大]

今回寺島は自身が田所あずさ、白石稔、野水伊織とともに出演するAT-Xの番組「とにかくゆるく過ごしたい!」がアニメ紹介型動画配信サイト・AT-DXでアーカイブ配信されることからステージに登壇した。AT-DXはアニメ市場の拡大に伴い作品数が増え続けている昨今、視聴者がアニメを見逃しているケースも少なくないことが予想されることから、新たなアニメと出会う“きっかけ”を提供することを目指すサービス。寺島は自身も「まだまだ見たことがない作品もいっぱいある」と話し新サービスを歓迎した。続けて「とにかくゆるく過ごしたい!」の名シーン振り返りも行われ、4人がルームシェアをしている設定で辛いものを食べたり、うろ覚えでキャラクターを描いたりするシーンの数々がステージに流された。

AT-Xブースで開催された寺島拓篤のステージの様子。

AT-Xブースで開催された寺島拓篤のステージの様子。[拡大]

AT-DXのキャッチコピー「きっかけはいろいろ。」にちなんで、寺島にアニメを好きになったきっかけが尋ねられる。フリップに「緑川光さん」と記載した寺島は小学校5、6年生頃から緑川の声が大好きで数々の作品で緑川の声を聞き「なんていう(名前の)人なんだろう」と気になったことからどんどんアニメの世界に引き込まれていったのだそう。緑川の出演作の中でも好きなものは「新機動戦記ガンダムW」のヒイロ・ユイで、今では緑川と共演することもあるが「今だに緑川さんとご一緒すると浮ついた気持ちになってしまいます」と憧れる気持ちを表現した。

最後に寺島は「僕ももっともっと知らないアニメに触れて好きになっていきたい」と意気込む。そして「アニメって自分たちの人生に彩りを添えてくれるものだと思うので、AT-DXという新しいサービスでみなさんのアニメ生活がさらに鮮やかになって、もっともっといろんな作品に出会えることを僕も願っております」と観客に熱いメッセージを送り、ステージは終了した。

スフィアが15周年の歴史と絆を再確認

寿美菜子

寿美菜子[拡大]

続いては節目を迎えた声優のアニバーサリーを盛り上げるAT-DXの新番組「#アニバ声優~記念に〇〇してみた~」の初回ゲスト・スフィアの寿美菜子高垣彩陽戸松遥豊崎愛生が登場。AT-DXについて寿は「いろんな視点から(アニメが)楽しめる」と期待を寄せ、特にJ.C.STAFFのチーフプロデューサー・松倉友二が出演するAT-Xの番組「松倉家」を観たいと話した。

戸松遥

戸松遥[拡大]

「#アニバ声優~記念に〇〇してみた~」では、結成15周年を迎えたスフィアが4人で主演を務めたアニメ「夏色キセキ」の舞台である静岡県・下田市を聖地巡礼。収録の感想を尋ねられた戸松は、4人で丸一日かけてロケをしたのは初めてだと明かし、楽しげに「ものすごい濃い1日を過ごさせていただいた」と笑顔を振りまく。高垣も同意しながらロケで使用したキャンピングカーの中、4人でこれまでの活動をじっくり話しながら振り返ることができたと満足気な様子。「こんなに楽しくて大丈夫かなこの番組」と充実したロケであったことを報告した。

高垣彩陽

高垣彩陽[拡大]

ステージではスフィアの絆を試す企画として、お題に対し4人で同じ回答を目指す「シンクロクイズ」を展開した。一番印象に残ったライブを聞かれると、戸松と高垣が「Sphere 10th anniversary Live 2020 “スフィアだよ!全曲集合!!”」と答え2人がシンクロ。2日間かけてすべての楽曲を歌い切るライブは過酷だったと語りつつも、戸松は「自信にもなったライブだった」、高垣は「最高の思い出になっている」と振り返った。豊崎は震災の直後に話し合いを重ねて開催した「Spring Party is HERE!」を挙げ「一番のターニングポイントだったのは、このライブができたから、来てくれたお客様がたくさんいらっしゃったから」と感慨深気にコメントした。15年で一番絆を感じた瞬間を問うお題では、高垣と豊崎がTVドラマ「劇団スフィア」と回答してシンクロ。ほかの仕事で忙しい中、1日がかりのドラマ撮影を何度もする同番組について、高垣は「乗り越えられて本当によかった」と微笑んだ。全員の回答は揃わなかったものの、4人はそれぞれの回答を見ながら15年の歳月に思いを馳せた。

豊崎愛生

豊崎愛生[拡大]

その後はアニメを好きになったきっかけを聞くコーナーへ。寿は子供の頃に阪神・淡路大震災の影響で車中泊をしながら観た「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」がきっかけだと明かし「ハピネスをいっぱい運んできてくれるアニメってすごい」と思いを述べる。ジブリ作品が昔から好きだったときっかけを話す戸松は、「千と千尋の神隠し」のセリフを丸暗記するほどで、オーディションでセリフを披露したというエピソードを語った。ステージ終盤の挨拶では戸松が「#アニバ声優~記念に〇〇してみた~」の番組内で新しいことに挑戦したと触れ、「いろんなスフィアが詰まっていると思います」とアピール。さらに豊崎はAT-DXのサービス開始に向け「いろんなものの(出会いの)きっかけにAT-DXさんがなれたらうれしいなと思っておりますし、そのお手伝いができてたら」と意気込みを伝え、ステージは幕を下ろした。

なおナタリーではAT-DXオリジナルの配信番組にまつわる連載を展開中。「#アニバ声優~記念に〇〇してみた~」をはじめとした番組収録に密着し、メインパーソナリティやゲストのインタビュー、番組レポートを通してその魅力を届けている。

※「AnimeJapan」のイベントレポートなど関連記事はこちらから!

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全8件)

読者の反応

  • 6

たかいど(群)(もも組)(青き民) @takaidon_hmaa

スフィアのステージ、ぎりぎり写ってないな😇
(豊崎サイドほぼ最前列に陣取ったが) https://t.co/aYBZ3eM2B4

コメントを読む(6件)

関連記事

寺島拓篤のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 寺島拓篤 / スフィア / 寿美菜子 / 高垣彩陽 / 戸松遥 / 豊崎愛生 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。