「百千さん家のあやかし王子」川井田夏海が立花慎之介＆小野友樹とのアフレコ話を披露

硝音あや原作によるTVアニメ「百千さん家のあやかし王子」のステージイベントが、去る9月10日にアニプレックスによるフェス「Aniplex Online Fest 2023」内で行われた。

「百千さん家のあやかし王子」は、16歳の誕生日に突如送られてきた遺言状により、百千家を相続することになった百千ひまりを主人公とするあやかしファンタジー。百千家に辿り着いたひまりが、葵と名乗る謎の少年や、紫、伊勢ら先住人と出会うことから物語が動き出す。イベントにはひまり役の川井田夏海、七守葵／鵺役の大塚剛央が登壇。「Aniplex Online Fest 2023」でアニメ「北極百貨店のコンシェルジュさん」のステージに続いて、2回目の登壇となる川井田、大塚の2人は「ユニットか何かですか？」とMCからいじられる。

イベントでは「百千さん家のあやかし王子」のティザーPV第2弾が公開。追加キャストとして、紫役を立花慎之介、伊勢役を小野友樹が演じること、2024年放送開始となることが明かされた。アニメの見どころについて尋ねられると、川井田は「相続した家の美しいだけではない怪しさですね。住みたいかと言われたら『……。』となってしまうんですが」とコメント。鵺のビジュアルのカッコよさについて話が及ぶと大塚は、「孔雀のような羽が美しいですね。スタッフさんからも、見どころは映像美と言って差し支えないくらいと自信を持って言われました」と述べる。

追加キャストに名を連ねた立花、小野について川井田は「立花さんは私が行き詰った場面にアドバイスをしてくださって、小野さんは現場を明るくしてくれる。とても頼りになる先輩です」とアフレコ現場での様子を交えながら語る。また後輩でありながら、立花演じる紫、小野演じる伊勢よりも立場が上となる葵を演じる大塚は「『（2人を）従えなきゃなっ』ていう思いで演じています。説得力を持たせなくてはいけないので、ある意味挑戦ですね」と返した。カッコいいキャラクターに囲まれるヒロインを演じる気持ちについて問われると、川井田は「この女の子ちょっとやだなって嫌われないように、がんばっています」と話した。最後に川井田は「映像美もそうですが、音楽もすばらしいです。鵺の妖艶さ、あやかしの怪しさ、ひまりの前向きさと絆が、アニメでより豊かに表現できたらいいなと思って挑んでいます」と挨拶。イベントは幕を閉じた。