鈴鹿演じる箭内は吾良が昏倒した際に一緒にいた青年で、一見クールながらも吾良を恋愛対象として一途に愛する人物。木戸演じる伴は便利屋を生業としており、自宅で夫の介護をすることになったゆりあの家の改装を請け負ったことから彼女と知り合う。田中が演じる吾良は主人公・ゆりあの夫。一発当てた後は鳴かず飛ばずの小説家であり、優しい人物であるものの、長年連れ添ったゆりあも知らない一面を持っている。
箭内を演じるにあたって鈴鹿は「物語が進むにつれ徐々に稟久のいろんな面が見えてくるのですが、どんな時も“ゴロさんが好き”という気持ちを軸に、突き進んでいければ…と、監督ともずっと話しているんです。ちょっとふわっとしていて掴みどころのない部分も含め、ちゃんと稟久の感情に寄り添って、上手く芝居で表現したいです」とコメント。木戸と田中のコメントは記事末に掲載した。
10月から放送される「ゆりあ先生の赤い糸」は、子供の頃に“おっさん”というあだ名を付けられてしまうほど男勝りな主婦・伊沢ゆりあの物語。平凡でも幸せな結婚を望んでいたゆりあは、小説家の吾良と夫婦になり、自宅で刺繍教室を開きながら穏やかに暮らしていた。しかしある日、吾良がホテルで昏倒し緊急搬送されたという連絡を受けたことから、彼女の日常が一変する。
鈴鹿央士(箭内稟久役)コメント
出演オファーを受けたときの気持ち
各キャラクターの個性が立っている上に、いろんな要素が入った「すごく面白くて素敵だな」と思う物語で、原作も一気に全巻読んでしまいました。しかも、大尊敬する先輩方と一緒に作品づくりができるなんて…すごく楽しみだなと思いました。
箭内稟久を演じるうえで心掛けたいこと
物語が進むにつれ徐々に稟久のいろんな面が見えてくるのですが、どんな時も“ゴロさんが好き”という気持ちを軸に、突き進んでいければ…と、監督ともずっと話しているんです。ちょっとふわっとしていて掴みどころのない部分も含め、ちゃんと稟久の感情に寄り添って、上手く芝居で表現したいです。実は本読みの時に、
菅野美穂の印象
よくテレビで拝見していて、明るくて面白い方なのかなというイメージを抱いていたんですけど、今回初めてお会いして、さらに素敵な方だなと思いました。というのも、本読みやLGBTQ講習でも、菅野さんの質問やお話する内容が「いろんなことを考えて経験し、そこからまた自分で咀嚼して…ということを実践されている方なのかな」と思わずにはいられないものだったんです。現場で過ごす時間をすごく楽しいものにしてくださる方のような気がして、期待が高まる一方です。
“ゴロさん”を演じる田中哲司の印象
とても優しい方です。衣装合わせで初めてお会いしたのですが、その瞬間から田中さんが面白く盛り上げてくださったんです。いろいろお話しさせていただく中でも、本当に優しい方だなと思いました。
視聴者へのメッセージ
もしかしたら隣の家でも同じようなことが起きているのかもしれないなって、すごくリアリティーも感じる作品です。皆さんに充実した秋をお届けできる、すごく面白いドラマになると思います。僕も頑張りますので、ぜひぜひよろしくお願いします!
木戸大聖(伴優弥役)コメント
出演オファーを受けたときの気持ち
僕はもともとドラマがすごく大好きで、この世界に興味を持った部分もあって、ずっとドラマに出たいと思いながら、お仕事をさせていただいてきたんです。なので、素直にうれしかったです。また、原作を読ませていただいて、伴ちゃんの裏表がない部分や、すごく少年のような人だけど、お父さんとしての自覚もちゃんと持っているところが、すごく好きだったんです。そういうド直球な彼の姿がすごく愛おしくて、応援したくなるような存在でした。そんな役を演じられる喜びも同時にあったので、今すごくワクワクしてます! 僕は子どもが大好きなので、息子の優里亜とどんな親子像を描いていけるかな…というのも楽しみのひとつ。父親役は初めてなので緊張する部分もありますが、気負いすぎると変な感じになりそうな気がするので(笑)、一緒に親子を演じることを楽しんでいけたらいいなと思います。
主人公のゆりあと恋の予感もある役どころについて
僕も原作を読んで「え? ゆりあさんとこんなふうになっていくの!?」という奇想天外な驚きがあって、面白いなと思いました。ドラマ版でも、ゆりあさんと視聴者の皆さんにとって癒しになる存在になれたらいいな、と思います。
菅野美穂の印象
僕が小さい頃からテレビで拝見していて、特にバラエティー番組に出てらっしゃる時は、本当に明るい方だなと思っていたんです。今回、実際にお会いしたら、「こんなにもテレビで見ていた印象と変わらない、そのままの明るさの方っているんだ!」と思うほど、すごく素敵な方で! 一緒にお話していても、こっちが楽しくなって、どんどん話したくなっちゃうほどです。
視聴者へのメッセージ
「ゆりあ先生の赤い糸」は介護といった家族の中でも起こっている社会問題など、いろんな要素が詰まっていて、一見複雑なのかなと思うのですが、実際にはすごく明るくて見やすいハートフルなヒューマンドラマになっていると思います。ぜひ伴ちゃんとゆりあさんの関係がどうなっていくのかにも注目していただきながら、たくさんの方に見ていただけたらなと思います。
田中哲司(伊沢吾良役)コメント
出演オファーを受けたときの気持ち
意識もない寝たきりの要介護者は演じたことがないので、ぜひトライしたいと思いました。容態にも徐々に段階がありますので、どういうさじ加減で表現していくか…ちょっと難しいお芝居になるのではないかと感じています。原作は今、6巻を読んでいるところなのですが、ゆりあさんがどんどん変化していく様がすごく面白いです。とは言え変化の大元は僕が演じる吾良にあるんですけど…(苦笑)。
自身演じる伊沢吾良の印象
僕は原作や台本を読んだ時に、人間らしく愛らしいなと思ったんです。でもスタッフの皆さんのご意見を伺ったら、本当に“ろくでなし”だと感じているらしく…。「確かにそうだな」とその解釈もあるよなと。それでも人間味があり“かわいげのある吾良さん”にしたいです。というのも、僕は吾良さんの気持ちが分かるような気がします。心根が優しくてダメな人っているじゃないですか。あのタイプですよ。こんなに優しい人は最近演じたことがないので、すごく楽しみです。
“彼氏”の存在が発覚した吾良を演じるにあたって感じたこと
吾良さんは40~50代になって目覚めているので、「そういうことがあるんだ!」と思いました。それだけ稟久に魅力があったということに加え、もともと吾良さんにもそういう可能性があったということなんでしょうけど…。今回は僕自身も、相手が素敵男子の鈴鹿央士くんなので、ドキッとしてしまうかもしれません(笑)。そういう意味では、心の準備はバッチリです!
菅野美穂の印象
菅野さんとは初共演になりますが思っていた通りの素敵な方でした。ただ、僕が旦那役でいいのかなって…(笑)。そこはちょっと頑張らなきゃいけないなと思いました。
視聴者へのメッセージ
まず吾良さんに関しては、この先目覚めるのか、意識不明状態のままなのか…そこが第一の見どころです。作品全体としては、ゆりあさんを中心とした“めっちゃくちゃな人間関係”を楽しんでもらえたら嬉しいです。ぜひ楽しみにしていてください。
ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」
放送情報
テレビ朝日系:2023年10月放送開始、毎週木曜日21:00~21:54
スタッフ・キャスト
原作:
出演:
脚本:橋部敦子
音楽:菅野祐悟
監督:金井紘、星野和成、竹園元
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:峰島あゆみ(テレビ朝日)、中込卓也(テレビ朝日)、山形亮介(KADOKAWA)、新井宏美(KADOKAWA)
制作協力:KADOKAWA
制作著作:テレビ朝日
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入江喜和原作によるTVドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」の追加キャストとして、箭内稟久役で鈴鹿央士、伴優弥役で木戸大聖、伊沢吾良役で田中哲司の出演が発表された。 https://t.co/kpUDcyYUDd ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」箭内稟久役は鈴鹿央士、伴優弥と吾良のキャストも発表 https://t.co/1RyElbDXe1