脳性まひとともに生きる女性が閉じられた世界から飛び出す「37セカンズ」1巻

HIKARI原作による栗原陽平「37セカンズ」の1巻が、本日12月8日に発売された。

脳性まひで車いす生活の主人公・貴田ユマは、母親に身の回りの世話をしてもらいながら日々を送っている。仕事としてマンガ家の幼なじみ・さやかのアシスタントをしているが、実際にマンガを描いているのはユマのほうだった。閉じられていた世界で生きていた彼女だったが、自らの人生を切り拓くべく新たな一歩を踏み出す。同作は2020年に公開され、国内外で数々の賞を受賞した同名映画のコミカライズ。新潮社のWebマンガサイト・くらげバンチで連載されている。単行本の帯には、「海が走るエンドロール」のたらちねジョンからコメントも。こみらの！参加店とバンチコミックス販売協力店では、単行本の購入者に栗原の描き下ろしペーパーを配布中だ。