ロボットヒーロープロジェクト「ブルバスター」アニメ化決定、2023年放送開始

ロボットヒーロープロジェクト「ブルバスター」のアニメ化が決定。TVアニメ「ブルバスター」として、2023年に放送される。

「ブルバスター」は窪之内英策と映像監督・中尾浩之がタッグを組み、小説家の高島雄哉、デザイナー・大久保淳二による出雲重機も参加するプロジェクト。アニメ化および実写化を目指し、COMITIA、コミックマーケットでのコンセプトブック販売からスタートした。巨獣退治を専門とする万年金欠の零細企業・波止工業で働く若き技術者の沖野鉄郎と、彼が自ら開発した新型ロボット・ブルバスターを軸に物語が繰り広げられる。小説「ブルバスター」が2巻まで刊行されており、オーディオドラマが、YouTubeで第8話まで配信中。さらに物語の舞台である福岡・北九州市とコラボし、さまざまな展開を見せている。

TVアニメでは、映画「バケモノの子」で助監督を務めた青木弘安を監督・シリーズ構成に迎え、脚本を中尾、キャラクターデザイン・総作画監督を片桐貴悠、メカニックデザインを出雲重機が担当。アニメーション制作はNUTが手がける。またキャストにはオーディオドラマに出演している、沖野鉄郎役の千葉翔也、二階堂アル美役の瀬戸麻沙美、田島鋼二役の三木眞一郎、白金みゆき役の高田憂希、片岡金太郎役の魚建、武藤銀之助役の楠大典が名を連ねた。併せて公開されたティザービジュアルには、力強くこちらを見つめる波止工業社長・田島鋼二と社員たちの姿が描かれた。

加えて「『ブルバスター』ただいま北九州！スペシャルトークステージ」が、「北九州ポップカルチャーフェスティバル2022withあるあるCity」で開催決定。11月27日15時35分より西日本総合展示場新館で行われ、沖野役の千葉、二階堂役の瀬戸、白金役の高田、中尾、青木監督が登壇する。イベントではトークのほか、ミニ朗読劇を展開。「ブルバスター」の特設ブースも出展される。

中尾浩之（原作者）コメント

ついにブルバスターが動きます！ キャラクター達に命が吹き込まれ、アニメになって世界に羽ばたこうとしています。
興奮を早く皆さんと共有したい。
巨獣と戦う普通の人々の奮戦記。
今こそ観ていただきたいリアルな物語です。
ぜひお楽しみに！

窪之内英策（キャラクター原案）コメント

TVアニメ化おめでとうございます。
内容が零細企業を舞台にした経済的ロボットものという事で、美男美女ばかりでない、クセのあるオッサンを描けることに小躍りしました。
クセのあるオッサンがアニメでどんなふうに活躍するか、オンエアが楽しみです。

青木弘安（アニメーション監督）コメント

TVアニメ「ブルバスター」、ついに情報解禁となりました！
コミカルなお話の中にも、働く人の悲哀や悩みに共感し、諦めない姿に勇気づけられる…
自分が原作小説を手にしたときに感じた印象を、なるべくストレートに皆様にお届けできるよう頑張ります。