「アイカツ！」早起きが苦手な伊達花彩が母に感謝「起こしてくれてありがとう」

アニメ「劇場版アイカツプラネット！」と「アイカツ！ 10th STORY ～未来へのSTARWAY～」の上映記念舞台挨拶が、本日7月16日に東京・新宿バルト9にて行われた。

データカードダスとTVアニメを中心に展開する「アイカツ！」シリーズの最新作「劇場版アイカツプラネット！」と、同シリーズの10周年を記念した劇場版「アイカツ！ 10th STORY ～未来へのSTARWAY～」。イベントには音羽舞桜・ハナ役の伊達花彩、珠樹るり・ルリ役の小椋梨央、本谷栞・シオリ役の渡邊璃音、梅小路響子・ビート役の長尾寧音、大空あかり役の下地紫野、監督を務める木村隆一が登壇した。

2021年の冬に行われた撮影当時を振り返り、小椋は「ずっと楽しくて撮影中もふざけあったり、私と花彩で歌も作ったりしました」とうれしそうに語る。渡邊も「ライブシーンが真冬とは思えないくらいいい天気でした。気持ちがよくてうるさいくらいみんなでウキウキしました」と報告。ドラムに挑戦した長尾は、手にマメができるくらいハードだったと明かすも、「衣装を着てみんなと一緒に演奏すると楽しかったのでまたやりたいです！」と意欲的な姿勢を見せる。木村監督は「みんな役柄に慣れた状態でリラックスして演じていたので、いい笑顔が撮れました」と満足げな表情をしていた。

劇場版のテーマである“感謝”にちなんで「感謝したい人」について聞かれた伊達は彼女の母を挙げ、「早朝ドラマの撮影時に早起きが苦手な私を毎朝起こしてくれてありがとう」と感謝を伝える。「アイカツ！10th STORY～未来へのSTARWAY～」に出演した下地は、「あの頃と変わらない『アイカツ！』がありました。久々に演じる緊張があったけれど、収録時にはいつもいたあの世界に戻れるうれしさがあった」としみじみ語る。さらに下地は見どころについて聞かれると「『おやすみ、おやすみ、おはよう、おはよう』というセリフは子供たちが見るとかわいいなと思うけれど、大人が見ると泣けてくる尊いシーンです」と感動場面を挙げた。

さらに「アイカツ！10th STORY～未来へのSTARWAY～」の星宮いちご役を担当した諸星すみれからメッセージが到着。いちごを演じることができた喜びと感謝が綴られたのち、「つらいことがあっても、『アイカツ！』を観ると『またがんばろう』と思えて、収録現場に行くと、『アイカツ！』メンバーの家族のような温かさに気持ちがほぐれて、いちごを演じると、いつの間にか悩んでいたことなんか忘れてしまいます」「私としても、10年分の感謝を込めて、精一杯、楽しく、いちごを演じました」「今日の映画で、心の中が少しあったかくなって、皆さまの今日が、明日が、少しでも素敵になりますように」といった言葉が寄せられた。

フォトセッションの時間にはサプライズで「劇場版アイカツプラネット！」に出演する月城愛弓・キューピット役の瑞季、栗六杏・アン役のエイミー、陽明咲・ローズ役の宇野愛海、糸井紗良・サラ役の羽野瑠華が登場。イベントの最後には、下地が「いちごちゃんたちの卒業をきっかけに物語は動きますが、悲しいことではない前向きなお話。観終わった後に優しさと温かさを感じられるはず。ファンの皆さんが10年も見てくださったからこその私にとってご褒美のような作品になりました」とアピールする。そして伊達は「愛に溢れた作品で後悔をさせない作品。何度見ても面白い作品です」と大ヒットを期待して、イベントは締めくくられた。