「恋は光」は“恋する女性が光って視える”という特異な体質ゆえに、恋愛を遠ざけていた大学生・西条と、性格も恋に対しての考え方も異なる3人の女性たちが“恋とはなんぞや”ということを探究していく物語。昨日17日に公開を迎え、小林監督は「本作は4年近くかけて作った作品ですので、感慨深いものがあります。評価というよりも、シンプルに『好き』と言ってもらえる方が、この作品が愛されている感じがしてうれしいです」と喜びを語る。神尾は「SNSで上がっている感想を見ましたが、いい感想が多くてうれしいです。西条というキャラクターは今までに演じたことのない役だったので、最初は正直不安もありましたが、皆さんに良かったと言ってもらえてうれしいです。恋についてみなさんが議論しているのを見ていて面白いなと思います」とコメントした。
映画を通して恋についての考え方が変わったことや、新たな発見はあったか?という質問に対して、神尾は「普段恋について考えることってなかなかありませんが、撮影期間中は恋についてずっと考えていました。恋について感覚的に思っていることをこの映画で言語化してもらえたので、こういうことだったんだなという発見はすごくありました。仕事も恋しているとよりがんばろうと思いますし、恋は人生のモチベーションになると思います」と述懐。西野は「劇中の中で出てくる言葉や答えに、なるほどと思いました。恋は人それぞれ。人に限らずものだったり場所だったり、色んな恋があると思います」と述べ、平は「東雲は恋を知りたくて論理的な方向からアプローチしていきます。現場でもみんなと話していましたが、結局宿木が言っている『好きになったらそれが恋』というのがシンプルでしっくりくるなと思いました。恋とは、自分の見ている景色がピンク色になること。景色が変わって彩豊かになることです」と語る。馬場は「ここまで恋について考えたことはありませんでした。宿木が言っているように、『好きになったらそれが恋じゃん』と私も思いました」と、それぞれの恋の定義を披露した。
最後に小林監督は「今まだ少し暗い世の中だと思うので、この映画を観て元気になってもらったり、恋っていいなと改めて思ってもらいたくてこの映画を作りました。キャストはじめスタッフ一丸となって作った作品です。ぜひご覧ください」とアピール。馬場は「文科系哲学恋愛映画と言っていますが、本当に今まで観たことのない新しい恋愛映画だなと私も実際に観て思いました。皆さん、自分自身の恋について色々考えていただけたらと思います」と話し、平は「個性豊かなキャラクターで、恋についてそれぞれの考えがあるので、感情移入できる推しキャラを作りながら楽しんでいただけたらいいなと思います。たくさんの人が恋を考えるきっかけになる作品になったらうれしいです」とコメントする。西野は「恋することの楽しさや切なさをみることのできる作品です。ぜひお友達や好きな人、恋人を誘って観てください。観終わったあとに、恋について皆さんで論争してもらうのもの楽しいかなと思います」と楽しみ方を紹介。神尾は「ストーリーも面白いですし、キャラクターもクセがあって面白いです。クスッと笑えるところがあって、最後はグッとくるところもある、王道のラブストーリーが繰り広げられているわけではありませんが、恋がしたいなと思える作品になっていると思います」と観客にメッセージを送った。
映画 「恋は光」
2022年6月17日(金)より全国ロードショー
スタッフ
監督・脚本:
原作:
音楽:野村卓史
劇中歌:She & Him 「Sentimental Heart」(Merge Records/Bank Robber Music)
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介
コー・エグゼクティブプロデューサー:堀内大示
プロデューサー:滝田和人、青木真代、松嶋翔
共同プロデューサー:岡本圭三
協力プロデューサー:大杉真美
撮影:野村昌平
録音:日高成幸
プロダクションデザイナー:竹渕絢子、齋藤しおり
装飾:田中悠希
持ち道具・絵画制作:市川知美
衣裳:阿部公美
ヘアメイク:夏海
VFXスーパーバイザー:桑本祥一
助監督:中田博之
音楽プロデューサー:和田亨
キャスティングディレクター:杉野剛
制作プロダクション:グラスホッパー / NeedyGreedy
製作:映画「恋は光」製作委員会
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ / KADOKAWA
キャスト
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ますくわーど @maskword
恋は光、原作めっちゃ面白いです。
映画も見てみようかな https://t.co/DVak0eJH4l