「ヴァンガード」佐久間大介が最強キャラ演じるこだわり語る、蒼井翔太が絶賛

TVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」の番組「ヴァンガード will+Dress 放送直前！生配信」が実施された。本記事ではその模様と、配信後に行われたトークセッションの様子をレポートする。

7月4日24時よりテレビ東京ほかにて放送される「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」。配信には近導ユウユ役の蒼井翔太、狐芝ライカ役の小笠原仁、羽根山ウララ役の各務華梨、廻間ミチル役の佐久間大介（Snow Man）、石亀ザクサ役の伊藤昌弘が出演し、大倉メグミ役の進藤あまねがMCも務めた。

蒼井はユウユについて「（前作の）『overDress』の頃と比べると佇まいがしっかりと、堂々と、カッコよくなっております。身長も伸びたらしいんですよ！」「ブラックアウトのリーダーになっているので、その辺りも描かれるのかなと」と成長を喜ぶ。小笠原によれば、そんなユウユとライカはヴァンガードの向き合い方について対照的な考え方を持っているとのことで「（ライカは）普段は温和な子なんですけど、ファイトになってくると結果以外には興味がない、すごく苛烈な性格なキャラクターです。ダークヒーローっぽい雰囲気を醸す瞬間もあって、そういうところをチェックしていただきたいです」とコメント。各務はウララについて「設定では『内気な性格』と書いてあるんですけど、カードファイトになるとすごい集中力を発揮するのでカッコいい一面も見られるのかなと思ったら、とってもかわいかったり面白かったりもして、いろんな表情をする子なので、そこが注目ポイントかなと」と述べた。

続く佐久間は「（ミチルを）演じるにあたって設定資料をいただいたんですけど、そこに『最強』としか書いてなくて。『どうしよう！』と」と出演者一同を笑わせつつも、「ファイトのときにいかに圧倒的な強さを見せられるかっていうのは考えましたね」と演じるうえでのこだわりを語る。進藤はメグミについて「尊敬する兄貴ダンジの元を離れて大進化を遂げまして。これからの『will+Dress』でもどんな成長をしてくれるのか、楽しみにしてくれるとうれしいです」とアピール。伊藤はザクサについて「（『will+Dress』では）今まで見られなかった『これが本音か』というのが見えてくる。何言ってるかわからないキャラクターだったのが、どんどん変わっていくので、そこにぜひ注目してください」と言った。

最後にはそれぞれがアニメへの期待を煽り、配信は終了。その後は蒼井と佐久間がマスコミ向けのトークセッションに臨んだ。蒼井は配信内でSeason2が今年の冬、Season3が2023年夏に放送されると発表されたことを踏まえて「アフレコは最後まで録りきっていない状態で、さっきSeason2や3があるという話を知りましたので、楽しみにしてくださっている皆さんと同じでわくわく感が止まりません」と放送前の心境を告白。「制作陣もすごく気合が入ってるのを、僕たちもアフレコで感じています」と力の入った作品であることを強調する。

佐久間は「カードファイト!! ヴァンガード overDress」を一視聴者として観ていたとのことで、その魅力を「ヴァンガードを通して人間ってこうやって成長していくんだなとか、こうやって人が関わっていくんだなとか、奥深いなと思っていました」と振り返りつつ、「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」については「放送がすごく楽しみで。ちょうど僕が誕生日を迎える瞬間に始まるんで、それもまたうれしいです」と話す。レギュラー出演が決まったときの周囲の反響について聞かれると「Snow Manのメンバーに報告したら、自分たちのことのように喜んでくれました。『お前よかったな！』と声をかけてくれたのがうれしくて。ミチルのデッキが発売されるというのも言ったら、悔しがってました。『男の子の夢じゃん！』って。ファンの皆さんもすごい喜んでくださった」と笑顔を見せた。

作品の見どころについて話す場面も。蒼井が「『will+Dress』から新キャラクターが出てくるということは新カードもたくさん出てくるということで、そこを皆さんに注目していただきたい」と話すと、佐久間は「『will+Dress』では、第1話なんか特にですけど、ファイトのやり方を丁寧に教えてくれているじゃないですか。初心者の方もすごく観やすくて、ファイトしてみたいなと思える方が増えるんじゃないかなって」と「ヴァンガード」初心者にも楽しめるアニメであることを強調。「初見の方にも丁寧だし、もともと観ているファンにとってもキャラの成長が見られるのが楽しみのひとつですね」と話した。

佐久間の演技について聞かれた蒼井は「ミチルくんは、声優としてはすごく難しい役どころだなと感じております。それを佐久間さんはしっかりとご自身に身体に落とし込んだうえで、台本も毎日忙しいなかでしっかり読み込んでくる。自分のセリフだけでなく、周りの空気、世界、すべてを落とし込んで現場にいらっしゃっておりました」と明かし、「完全に声優のお仕事をされております」と絶賛。「レギュラーは初めてとおっしゃっておりましたけど、ぜひ佐久間さん演じるみちるくんをしっかり観ていただきたいです。すごいです」と熱を込めて語り、佐久間は「ありがとうございます。照れちゃうな」とはにかんでいた。

終盤には視聴者に向けて、蒼井が「新たなメンバーを加え、もっと皆さんの心を熱くするファイトが展開されます。僕たちもどんな物語のレールが敷かれていくのか楽しみにしながらアフレコしていくので、一緒に盛り上がりましょう」と呼びかける。さらに佐久間が「声優としてどんな反応をされるか気になっておりますが、ミチルに魂を吹き込む気持ちでやっているので、楽しみにしてただければ」と述べ、トークセッションを締めくくった。