「ブルーサーマル」異母姉の嫌味からたまきを守る、倉持の優しさ詰まった本編映像

小沢かな原作によるアニメ映画「ブルーサーマル」の本編映像の一部が公開された。

今回到着した本編映像は、“つるたま”こと主人公・都留たまきが、初の合同合宿に参加することとなったシーンを切り取ったもの。楽しみながら合宿に勤しむたまきだったが、そこには合同合宿の相手でライバルとなる阪南館大学で主将を務める異母姉・ちづるの姿も。とある理由から不仲なたまきとちづる。久しぶりの再会でも冷たい態度のちづるに、たまきは閉口してしまう。間に入ったたまきの先輩・倉持がたまきを庇う姿に、ちづるは「気に入られてるんだ。他人の顔色窺って取り入ってたもんね」と嫌味を言うも、すかさず倉持が「そうそう！空気を読むのも上手いんだ」とフォロー。ちづるは不満げながらもその場を後にする。不穏な姉妹の関係性に加えて、倉持の先輩としての優しさが短い映像の中に収められた。

「ブルーサーマル」は空を飛ぶグライダーを操る航空部へ入部することになった主人公・都留たまきの成長を描く青春物語。映画は3月4日より全国公開中だ。

なおコミックナタリーでは、アニメ映画「ブルーサーマル」の公開を記念して原作者の小沢と、「ブルーピリオド」の作者・山口つばさの対談をセッティング。体育会航空部と美大と、自身の経験をマンガに活かす2人に、大学時代のエピソードや、お互いの作品の魅力、映画を鑑賞した感想を聞いている。対談の中で、山口は未知の体育会航空部に興味津々。まだ知らない空の魅力に思いを馳せている。