「しーちゃんのごちそう」アニメ制作費を募るCF、昭和30年代・鴨川が舞台の食ドラマ

たかなししずえ「しーちゃんのごちそう」のCGアニメ化企画が進行中。クラウドファンディングサイト・CAMPFIREで制作費の支援を募っている。

「しーちゃんのごちそう」は昭和30年代の千葉県鴨川市を舞台に、当時の食生活や文化などを心温まるエピソードで紹介してゆく物語。思い出食堂（少年画報社）ほかにて連載中で、単行本は8巻まで刊行されている。また「しーちゃんとねこ」「しーちゃんの青春ごはん」といったスピンオフシリーズも登場している。

今回のクラウドファンディングでは、アニメ第1話の制作費用として目標金額を850万円に設定。目標以上に支援が集まった場合は、ストレッチゴールとして1500万円で第2話、2000万円で第3話と制作を続けていく。なお目標金額に達しなかった場合も第1話は制作される。支援のリターンには、すでに完成しているという30秒のパイロット版の視聴URL、ここでしか読めない「しーちゃんのごちそう」の描き下ろしエピソードやCGアニメ制作の裏側を収録した特別小冊子、しーちゃんとチコのフィギュアなどが用意された。クラウドファンディングのページでは「しーちゃんのごちそう」第1話を無料公開。たかなしの肉筆コメント、設定資料の一部なども掲載している。