1979年から1981年にかけて週刊少年マガジン(講談社)で連載され、第4回講談社漫画賞を受賞した「凄ノ王」。耳宇高校1年生の朱紗真悟は、同級生の雪代小百合に誘われて超能力クラブに入部する。真悟が少しずつ超能力の芽を伸ばしていく中、あるとき不良グループに最愛の雪代を目の前で陵辱されてしまう。無念と怒り、悲しみが頂点に達したとき、真悟の体の中に恐ろしく強大な力が湧き上がり……。なお連載当時はその結末が話題となり、読者の要望によって続編や番外編が描かれた。ノベライズ版も合わせると、大きくわけて4つのバージョンが存在する。
「完全初出 凄ノ王 [週刊少年マガジン版]」には、初出誌の週刊少年マガジンに掲載されたバージョンを収録。これまでの単行本ではカットされていた扉ページやカラーページも収められる予定だ。さらに永井への録り下ろしインタビューや、初出からの変遷についての詳細な解説も新たに掲載。復刊ドットコムで全4巻を一括購入すると、先着で永井の描き下ろしイラストカードが進呈される。
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永井豪「凄ノ王」を雑誌初出版で単行本化、扉ページやカラーページも再現
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