秋本治が映画「キネマの神様」にコメント「当時の映画黄金期を思い出しました」

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秋本治が公開中の映画「キネマの神様」にコメントを寄せた。

「キネマの神様」ポスタービジュアル

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「キネマの神様」は若き日に撮影所で映画作りの夢を追い求めるも挫折し、今では妻や娘にも見放されるダメ親父になってしまった男ゴウを描く松竹映画100周年記念作品。秋本は作品について「感動しました。当時の映画黄金期を思い出しました。亀有の実家の隣りが映画館で、実家の庭から、映画の音楽が聴こえてました」と振り返り、「『キネマの神様』は楽しさと悲しさが同居して、映画の歴史を感じ、懐かしくなりました」と述べた。ほかにも映画には鈴木敏夫三浦知良北川悠仁ゆず)、大竹しのぶ、コシノヒロコ、坂本龍一俵万智という各界の著名人からのコメントが届いている。

秋本治コメント

感動しました。当時の映画黄金期を思い出しました。
亀有の実家の隣りが映画館で、実家の庭から、映画の音楽が聴こえてました。
映画館は毎週満席で、立見が当たり前でした。封切り日は長蛇の列で、実家は人の波でした。
晩年は名画座となり、『キネマの神様』に出ている映画館の様になり、遠くから映画ファンが来てましたね。
『キネマの神様』は楽しさと悲しさが同居して、映画の歴史を感じ、懐かしくなりました。

鈴木敏夫コメント

昭和22、23、24年、この三世代で800万人いた。
いわゆるベビーブーマー。その一番のアイドルがジュリーだった。
ジュリーこと沢田研二とぼくは同い年。上京したのも同じ頃。
だから、年を取っても、ぼくは彼から目を離せない。

三浦知良コメント

泣いちゃうよね、これは。
映画界で、今なお走り続ける山田洋次監督。
職業は違いますけど、
やり続ける、創り続ける精神に憧れます。

北川悠仁(ゆず)コメント

表層的な刺激や過剰なフックではなく、心の真ん中に暖かく響きました。
不器用ながらもひたむきにぶつかり合いながら、人間味あふれるものづくりに向き合う。
そんな情熱のある時代に憧れます。表現をすることが、どこか息苦しくなっている近頃。
それでも、時代が変わっても変わらぬ“ものづくりの灯火”を、この映画から受け取った気がします。
撮影中にコロナ禍となり、2度の公開延期などいくつもの苦難を乗り越えて、ようやくたどり着いた作品だと思います。
キャストやスタッフの皆様、そしてなにより、山田洋次監督の映画への愛に脱帽です。

大竹しのぶコメント

人生において、いつが幸せだったのだろうか。
迷ったり、後悔したり。いつの間にそんなことも考えず必死に生きてゆく。
それでいい。神様は最後に必ず小さな愛をくださるのだから。
これから続く映画100年の為に、山田監督が本当に優しい作品を作ってくださいました。

コシノヒロココメント

志村けんの代役を務めた沢田研二が、素晴らしいキャラクターを作り上げていた。
映画を愛して止まない一人の男の、過去と現在を行き来するファンタジー。
原作の発想が面白い。素朴で人間味あふれ、ノスタルジック。泣けた。

坂本龍一コメント

これこそ真に山田洋次監督にしか撮れない「写真」だ。
映画作りの現場を愛する者にはたまらない場面ばかり。

俵万智コメント

過去と現在だけではなく、若い世代のお孫さんが、おじいちゃんとの関わりの中で活躍するところに、未来への希望を深く感じ、心に染みました。

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(c)2021「キネマの神様」製作委員会

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