「北斗の拳」ミュージカル化!ケンシロウ役は大貫勇輔、2022年には中国ツアーも

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武論尊原作による原哲夫「北斗の拳」のミュージカル「ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』」が、12月に東京・日生劇場にて上演される。

「ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』」ビジュアル

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「北斗の拳」は、最終戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿を描いた物語。1983年から1988年まで週刊少年ジャンプ(集英社)で連載された。

舞台はホリプロと中国・上海の演劇制作会社染空间Ranspaceの共同プロデュースで、音楽はフランク・ワイルドホーン、演出は石丸さち子、脚本・作詞は高橋亜子、振付は趙明(ジャオミン)が担当。また主人公・ケンシロウ役には大貫勇輔、ケンシロウの兄・トキ役には加藤和樹小野田龍之介、ケンシロウたち兄弟の師父・リュウケン役には川口竜也、ケンシロウの敵・シン役には植原卓也上田堪大がキャスティングされた。なおラオウ役、ユリア役、リン役、バット役は追って伝えられる。

ミュージカル化について、武論尊は「歌って踊る前に殴ってしまうのでは……とハラハラしながらも(笑)、作品で大切にしていた『宿命』と『愛』を演じて頂けるとのことで、どんな切り取り方をするのか楽しみにしております♪」、原は「ケンシロウ役の大貫さんは日本人離れした体格と身体能力、あたたたたぁ~!! な高音域の歌声と退かぬ!媚びぬ!並みの踊りで、舞台はもう既に華やいでいる!!」とコメントを寄せた。「ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』」は12月に日生劇場でワールドプレミア公演を行ったのち、地方公演を経て、2022年には中国ツアーを実施する予定だ。チケットは今秋発売。

武論尊コメント

歌って踊る前に殴ってしまうのでは……とハラハラしながらも(笑)、作品で大切にしていた「宿命」と「愛」を演じて頂けるとのことで、どんな切り取り方をするのか楽しみにしております♪

原哲夫コメント

ケンシロウ役の大貫さんは日本人離れした体格と身体能力、あたたたたぁ~!! な高音域の歌声と退かぬ!媚びぬ!並みの踊りで、舞台はもう既に華やいでいる!!

フランク・ワイルドホーン(作曲)コメント

新作ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター』を大切なパートナーであるホリプロと共に皆様にお届けできることは大変光栄です。原作の漫画は「お前はもう死んでいる」という名セリフとともにあまりに有名ですが、その音楽を作るのはとても大きなチャレンジでした。原作ファンを含む多くの方々に気に入っていただけたら嬉しく思います。私が初めて挑戦した漫画原作の作品『デスノートTHE MUSICAL』の時も感じましたが、原作の素晴らしい物語と、そこに登場する魅力的なキャラクターたちが常に私にインスピレーションを与えてくれるのです。『フィスト~』はまさにそういう作品でした。この楽曲を皆さんに聴いていただくのが待ちきれません。今、世界は大変困難な状況にありますが、必ず良い方向に向かい、『フィスト~』の物語のように新しい冒険に向かって踏み出すことができますように!

石丸さち子(演出)コメント

「北斗の拳」をミュージカル化するという冒険。はじめは耳を疑いました。昭和に生まれ育ったわたしには偉大な作品過ぎましたし、等身大を遙かに超えた闘いが魅力でしたから。
でも、作品の輪郭が見え始めた今、プロデューサー陣の慧眼に驚いています。
闘うこと。探すこと。成長すること。愛すること。光を見いだすこと。ミュージカルに大切な要素がぎっしり詰まっているからです。
世界の最終戦争だと思われた殺戮の先に、それでもまだ生き抜く人々がいて、新たな弱肉強食の世界が出現する20XX年。無秩序と混乱の世界に必要なのは、どんな強さなのか? 
原作を大切に、現代を生きる女性として台本化された高橋亜子さんとディスカッションを重ねてきました。
フランク・ワイルドホーンさんの音楽は、極限状態で生きる人々の心情に寄り添うように、美しく優しく、また戦闘シーンでは胸のすくようなリズムとノリで臨場感を高め、ある時は激情とともに涙を誘います。ワイルドホーン楽曲の醍醐味を味わって頂けることでしょう。
空手のトレーニングを積んできた素晴らしい俳優陣とともに、今に訴える、闘う男たちの愛と哀しみの物語を立ち上げます。歌、ダンス、アクション満載の舞台を。アナログで、ハイテクで、揺さぶりをかけて。
大貫勇輔さん演じるケンシロウはじめ、長らく愛されてきた登場人物たちが、原作ファンにもミュージカルファンにも、深く心に刺さる人物となるよう、作品を育てていく所存です。

高橋亜子(脚本・作詞)コメント

「北斗の拳」をミュージカル化する…最初は驚きました。けれど原作の漫画を読んで考えは変わりました。拳法シーンが有名な作品ですが、私が強く惹かれたのは、破滅した世界からの再生を描く物語の太い柱と、登場人物がそれぞれの信念を胸にぶつかり合う姿です。すべての台詞、すべての場面が劇的で、彼らの想いが常に音楽となって流れているような気がしたのです。私のその視点に、演出の石丸さんがたくさんの示唆を、フランクさんが圧倒的な音楽を加えてくださいました。寡黙なケンシロウの魂を躍動する肉体で表現するために大貫勇輔さんという唯一無二の配役にも恵まれました。数年間、夢中で取り組んできたこの作品にいよいよ命が宿ると思うと胸が震えます。闇の時代に光を目指して生き抜く人間たちのドラマを、熱く冷静に創り上げたいと思っています。

大貫勇輔(ケンシロウ役)コメント

日本のみならず世界中で長く愛される作品の主人公を演じる責任感をビシビシと感じています。お話をいただいてから原作を2度読ませていただきましたが、自らの正義と愛を貫くケンシロウのような人間に自分もなりたい、と思いました。原作には名台詞がたくさんありますが、実感を持ってそれらを言えるようにすることが課題です。ケンシロウを最後まで演じ切れる強靭な肉体を作るため、現在トレーニングを続けています。いつかは日本から海外に進出したいと思っていたので、、今回の中国公演はひとつ夢が叶った思いです。中国人ダンサーとのコラボレーションも今から楽しみにしています。ワイルドホーンさんの楽曲も素晴らしく、歌うだけで泣けてくるようなメロディばかりです。ケンシロウは、歌・ダンス・芝居のすべてが求められる役ですので、ダンサーとしてこれまで培ってきたことを最大限に生かし、自分にしかできない肉体表現を模索したいと思います。『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』は、原作ファンの方にも、ミュージカルファンの方にも愛される作品にしたいと思います。

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「ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』」

2021年12月:東京都 日生劇場
2022年1月:地方公演
2022年後半:中国ツアー(予定)

スタッフ

原作:漫画「北斗の拳」(原作:武論尊、漫画:原哲夫
作曲:フランク・ワイルドホーン
演出:石丸さち子
脚本・作詞:高橋亜子
振付:趙明
協力:株式会社コアミックス
主催:ホリプロ/博報堂DYメディアパートナーズ/染空间 Ranspace
企画制作:ホリプロ

キャスト

ケンシロウ:大貫勇輔
トキ:加藤和樹小野田龍之介(Wキャスト)
シン:植原卓也上田堪大(Wキャスト)
リュウケン他:川口竜也
レイ、ジュウザ:伊礼彼方上原理生(交互で役替わり)
ほか

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(c)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983 版権許諾証GS-111

読者の反応

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しづくさん💉💉💉💉💉FKSしんどい芸人 @shizuku3

そういえば去年の今日が北斗ミュの情報解禁だったんだな
ビジュアルも今日あたり解禁するかと思ってたんだけどまだかー
https://t.co/l1IX1DBBaU

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